Shotaさんの三重県〜奈良県の旅行記

平城京址、伊賀上野城、松阪、津の城址・神社・仏閣めぐり
- 1日目2023年2月25日(土)
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09:00-09:00
鹿伏兎(かぶと)城は、北条氏の滅亡に伴い関東から移り室町幕府から鈴鹿・河曲の二郡を賜った関四郎盛政の四男、盛宗が鹿伏兎氏の祖となり、1367年(貞治6年)に築いた山城。『日本城郭大系 10』
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09:00-09:00
鹿伏兎城址(亀山市)
鹿伏兎城は、鈴鹿川の支流、加太川沿いの山間地にあり、伊勢と伊賀を結ぶ要衝の地にあった。郭・土塁・井戸・石垣などが残る。『日本城郭大系 10』
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09:00-09:00
神福寺(亀山市)
鹿伏兎城址の麓にある、医王山神福寺は1384年(至徳元年)加太家菩提のため、加太貞俊(定俊)が創建した臨済宗東福寺派の寺院。薬師如来を本尊とする。 寺の門前を JR 関西本線が通っており、すぐ側に「加太駅」がある。
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10:00-10:00
御墓山(みはかやま)古墳は、伊賀市佐那具町にある県下最大規模の前方後円墳。古墳時代中期、5世紀の築造と推定される。
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10:00-10:00
御墓山古墳
古墳の規模は墳丘長188m、高さ14m(後円部)。円筒埴輪、形象埴輪・家形埴輪などが出土している。地域では、第八代孝元天皇皇子の大彦命(下記・敢國神社祭神)の墓と伝えている。
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10:00-10:00
敢國(あえくに)神社の創建は、658年(斉明天皇4年)と伝わる。主祭神の大彦命は四道将軍として北陸地方を平定、子孫は伊賀国阿拝郡に居住し大彦命を祖神として祀ったとされる。
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10:00-10:00
勇壮な鳥居の奥に流造の本殿がある。上記大彦命(おおひこのみこと)を主祭神とする。
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10:00-10:00
敢國神社 句碑(伊賀市)
芭蕉の句碑「手ばなかむ おとさへ 梅のにほひかな」が参道脇に建つ。1688年(元禄元年)芭蕉45歳の作。『卯辰集』(北枝編)に収められている。
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11:00-11:00
笠置山頂にある笠置寺は683年(白鳳11年)創建とされ、後醍醐天皇方(南朝)と鎌倉幕府方(北朝)との元弘の変(1331年)の戦場となったところである。『日本城郭大系 11』
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11:00-11:00
笠置山(京都府笠置町)
笠置城は1331年(元徳3年)後醍醐天皇が鎌倉幕府討伐を企てたが発覚、皇居から奈良東大寺、鷲峰山金胎寺へと逃れた後、笠置寺に入って築いた山城である。行在所・本丸・二の丸・門跡・空堀が残る。『日本城郭大系 11』
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12:00-12:00
高雄山報恩院岩船(がんせん)寺は729年(天平元年)行基開山と伝わる真言律宗の寺院。本堂は1988年(昭和63年)再建。阿弥陀如来を本尊とする。 アジサイ寺ともよばれる。
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12:00-12:00
岩船寺 石塔
十三重石塔。13の笠石を重ねた、高さ6.3mの石塔は鎌倉期の作。
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12:00-12:00
岩船寺 三重塔
三重塔は1442年(嘉吉2年)建立。初重の内部には来迎柱を立てて須弥壇と来迎壁を設ける。各層の四隅には天邪鬼である隅鬼が彫られている。
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12:00-13:00
鹿背山城址(木津川市)
鹿背山城は1188年(文治4年)頃、木津太郎英清が築城と推察。1470年(文明2年)畠山義就により落城したとされる。後、1565年(永禄8年)松永久秀が出城を築いたと考えられている。『日本城郭大系 11』 城址に八王子恵比須神社が建つ。
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13:00-13:00
平城京は710年(和銅3年)藤原京から遷都され、784年(延暦3年)長岡京に遷都されるまで政治の中心であった。約120ヘクタールを占めていたとされる外朝は、遷都後しだいに農地などに転用されていたが、発掘調査が進められている。
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13:00-13:00
平城京 朱雀門
1998年(平成10年)復元された「朱雀門」は平城京の正門であった。
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14:00-16:00
セミナー会場(大阪市)
会場近くにはかなり早く到着したものの、駐車場の空きがなく20分ほどウロウロ…。それでもほぼ定時に開始。
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19:00-23:00
伊賀上野シティホテル
セミナー終了後は疲れたのでホテルに直行。55台分ある駐車場の最後のワクに滑り込み! 早速、フロに浸かってホッとひと息。
- 2日目2023年2月26日(日)
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00:00-08:00
伊賀上野シティホテル
疲れが残っていたので、ゆっくり朝風呂に入って朝食の後、8時半に出発。
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09:00-09:00
伊賀者(忍者)組屋敷が置かれていた一角に「赤井家」が残っている。赤井氏は丹波国黒井の城主であったが、京都で蟄居していたところを藤堂高虎により足軽大将に任ぜられた。 当時の武家屋敷が無料で開放されている。
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09:00-09:00
赤井家 庭
何だか催しの準備で慌ただしそうだったので、主屋は遠慮してよく手入れの行き届いた庭を拝見。
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09:00-09:00
西念寺(伊賀市)
西方山極楽院西念寺は、1585年(天正13年)筒井定次に随行した宝誉開基と伝わる浄土宗の寺院。
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09:00-09:00
西念寺 本堂
本堂。阿弥陀如来を本尊とする。境内には、百地三太夫、服部半蔵と共に、伊賀流忍術三傑に数えられる藤林三武次保武の墓がある。
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09:00-10:00
伊賀上野城 白鳳門
上野城は別名、白鳳城という。この門は篤志家の寄付により建てられた模擬門である。 高石垣の魅力と復興された天守の佇まいが気に入ってつい足が向いてしまう。
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09:00-10:00
伊賀上野城 西大手門跡
1615年(元和元年)の大阪夏の陣の後、東大手門と共に建てられた「西大手門」の跡に立つ石碑。
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09:00-10:00
伊賀上野城は1585年(天正13年)伊賀守に任ぜられた筒井定次(順慶の養子)が築いた平山城。次いで、1611年(慶長16年)築城の名手、藤堂高虎が大改修を施した。『日本城郭大系 10』
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09:00-10:00
定次の建てた三層の天守(復興)と高虎が西に拡大した本丸、そして広大かつ美しい高石垣。大坂方に備えるため西面には特に力を注いだことが窺える。『日本城郭大系 10』
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11:00-11:00
大河内城は1415年(応永22年)伊勢国司北畠満雅の弟、顕雅が築いたとされる平山城。『日本城郭大系 10』 城址の麓で迷っていると、近くに住むお嬢ちゃんが丁寧に道案内をしてくれたので、ゆっくり歩いてみた。
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11:00-11:00
大河内城 搦手門址
登城坂を登り始めてすぐの所にある「搦手門址」の石碑。
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11:00-11:00
大河内城 馬場址
さらに数分かけて登った所にある「馬場跡」の石碑。
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11:00-11:00
大河内城 本丸址
登り切った平地にある「本丸跡」の碑。とてもよく研究され、整備されているのが嬉しい。
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11:00-11:00
大河内合戦の碑
本丸址に建つ「大河内合戦の碑」 1569年(永禄12年)大河内城を巡って、信長と伊勢の国司、北畠具教・具房親子とが争った。信長軍7万、北畠軍8千という戦力であったが、和睦による開城に終わった。
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12:00-13:00
紀乃國屋(松阪市)
松阪市内で評判のそば屋「紀乃国屋」。確かに駐車場はいっぱい。番号ベルを持って待つ。ベルの故障で一時間半待った。まずは「もり」を!十割そばは香りがいい!歯ごたえがある。
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12:00-13:00
紀乃國屋(松阪市)
続いて「にしんそば」を…。だしもそばのほぐれもちょうどよい!ただにしんの味付けが少し濃いかな…。でも満足。
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14:00-14:00
阿坂城は松阪市の北西端、堀坂山系の尾根筋にあって、伊勢平野を一望できた。城は上記、伊勢国司北畠満雅が応永期(1394-1428年)に築いた山城。郭跡・土塁・堀切が残る『日本城郭大系 10』
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14:00-14:00
阿坂城址(松阪市)
1415年(応永22年)北朝方の足利軍に攻められ籠城した際、水を断たれ、苦肉の策として馬に白米を水のようにかけて敵を欺いたことから白米城ともよばれる。『日本城郭大系 10』
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14:00-14:00
浄眼寺(松阪市)
阿坂城の登城口にある正法山浄眼寺は、1478年(文明10年)伊勢国司北畠政勝が玄虎を招いて建立したと伝わる曹洞宗の寺院。
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14:00-14:00
浄眼寺 境内
かつて6万石の格式があったという名残りを残す境内。北畠家の菩提寺である。
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15:00-15:00
松ヶ島城址(松阪市)
松ヶ島城は1580年(天正8年)信長の二男信雄が、北畠氏が築いた細首城を大改修した平城。『日本城郭大系 10』
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15:00-15:00
松ヶ島城址(松阪市)
現在、城址は三渡川右岸、海岸線から500mの所に天守山といわれる20m四方の台状地を残すのみである。『日本城郭大系 10』
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15:00-15:00
木造城址(津市)
木造城は、北畠顕能の次男顕俊が1366年(貞治5年)城郭を築き、木造氏として居住したのが始まり。『日本城郭大系 10』
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15:00-15:00
木造城址(津市)
城は、雲出川の北岸、木造町の集落付近にあったが、現在は田圃のまん中に土盛りがあり、上記の石碑が建っているのみ。『日本城郭大系 10』
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16:00-16:00
長野城址(津市)
長野城の築城は1274年(文永11年)鎌倉幕府御家人工藤氏の裔、長野氏二代近江守祐藤によるもので、中勢ではもっとも早い。『日本城郭大系 10』 岩山の間、渓流の側をだいぶ走ったが、主郭址には辿り着けず。
平城京址、伊賀上野城、松阪、津の城址・神社・仏閣めぐり
1日目の旅ルート
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