1. 宿・ホテル予約TOP >  みんなの旅行記 >  隠岐&境港をめぐる5泊6日の旅

さりゅーさんの東京都〜島根県の旅行記

隠岐&境港をめぐる5泊6日の旅

  • 一人
  • 1人
  • 自然

今年のゴールデンウィークは、境港と隠岐諸島を巡る旅に出ました。境港では水木しげるロードを中心に散策をして、隠岐諸島では、バスの本数が少なくて自由に動けないため、レンタルバイクを利用しました。

さりゅーさん 男性 / 50代

1日目2025年5月1日(木)

京急EXイン 羽田イノベーションシティ

「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」を   >

米子空港行きの朝の第1便の飛行機に乗るため、ホテルに前泊しました。ありがたいことに空港へシャトルバスが運行されていてとても便利でした。

米子空港(米子鬼太郎空港)

予定通り、米子行きの第1便に乗り、午前8時15分ごろ米子空港に飛行機が到着しました。すると早速、目玉の親父殿が出迎えてくれました。ちなみに写真奥のトランクの中にも親父殿がいます。その後、レンタルバイクを受け取って境港へ向かいました。

水木しげるロード

境港市

「水木しげるロード」を   >

JR境港駅の駅前広場には、茶わん風呂に入浴中の親父さんがいて、茶わんに入れば、混浴気分を味わえます。

水木しげるロード

境港市

「水木しげるロード」を   >

しばらく道沿いを歩くと「妖怪広場」にたどり着きました。ここには深さ30pの泉の周りに高さ3mの塔や切り株、小屋があり、その中にねずみ男や幼少時の鬼太郎の小便小僧が置かれています。

妖怪神社

境港市

「妖怪神社」を   >

鳥居の代わりに一反木綿、泉の中に親父さんが鎮座しています。ところでご利益は何なんでしょうね?

水木しげる記念館

境港市

「水木しげる記念館」を   >

境港市出身の水木しげる先生の作品を中心に先生の生い立ちや過酷な戦争体験等について資料や映像を織り交ぜて紹介されています。

鬼太郎 妖怪倉庫

JR境港駅に隣接する「みなとさかい交流館」の2Fにあるお化け屋敷です。屋敷内にある11種類の開運印鑑のうち4つを選んでチケットに押して開運のお札を作ります。それほど怖くはないけど、私の前を歩いていた子供たちは大喜びでした。

隠岐汽船 境港フェリーターミナル

昼食をとった後、乗船切符を購入してフェリー「しらはま」に乗船しました。フェリーは定員800名の大型船ということでかなり大きくて迫力があります。そして、船体にでかでかと描かれた鬼太郎とねずみ男、一反木綿が目立ちます。

ホテル隠岐

「ホテル隠岐」を   >

別府港のフェリーターミナルの真ん前というとても便利な場所にあるホテルです。施設は古いですが過ごしやすかったです。また、夕食には岩ガキやサザエなどの新鮮な魚介、郷土料理である「えり焼き」を味わうことができました。

2日目2025年5月2日(金)

ホテル隠岐

「ホテル隠岐」を   >

港の真ん前にあるホテルなので、宿泊した部屋から港を一望できます。この日は未明から雨が降っていましたが、フェリーが出航する時間になるころには何とか晴れてくれました。

島前内航船「フェリーどうぜん」乗り場

朝食をとった後、ホテルの目の前にある「知夫里島」行きのフェリー乗り場に行き、切符を購入しました。今回乗船するフェリー「どうぜん」は、隠岐汽船とは別会社である隠岐観光が運航しています。

島前内航船「フェリーどうぜん」乗り場

約40分後、知夫里島(ちふりじま)の来居港にフェリーが到着しました。これから「知夫里島」を1周するのですが、タイムリミットはフェリー「どうぜん」の最終便が出航する15時57分なので、約5時間30分で再び戻ってくる必要があります。

赤ハゲ山展望台

港から県道を走らせていると、山の中へ。そして、さらに進むと木がほとんど見当たらない草原にたどり着きました。草原のあちらこちらに牛たちが放牧されていてのんびりと草を食んでいました。

赤ハゲ山展望台

標高324.5mの知夫里島最高峰である赤ハゲ山の頂上にある「赤ハゲ山展望台」に到着しました。展望台からは、島前(中ノ島、西ノ島、知夫里島)を一望することができます。海が真っ青でとてもきれいです。 島前は約600万年前に活動した巨大な火山で、「島前カルデラ」という火山性の陥没地形を持っています。海面上昇により、カルデラ内に海水が入り込んで内海ができました。つまり、島前の3つの島は外輪山になります。そして、ここと同じような地形は世界に2か所しかなく、もう一つは、ギリシャのサントリーニ島なのだそう。

赤ハゲ山展望台

バイクで走行していると、牛でも馬でも人でもない生き物を発見しました。うまく写真を撮ることができませんでしたが、タヌキです。こんな間近でタヌキを見たのは初めての経験です。

知夫赤壁

くねくねとした道を下り、島の西海岸にある「知夫赤壁(ちふせきへき)」近くの駐車場に到着しました。そしてそこから遊歩道を歩くと「赤壁」を見ることができる展望台にたどり着きました。私が見ることができたのは、展望台からのほんの一部でしたが、実際は約1qも続く大断崖です。それでもなかなかすさまじい光景です。

どんどん

約30分ほどバイクを走らせて「小料理屋どんどん」という店にたどり着きました。飲食店が少ない知夫里島では貴重な飲食店であるせいか、結構人気がある店でした。ちなみに店名の由来は、花札らしいです。

どんどん

メニューは刺身など観光客向けのものだけでなく肉を使った一般的なメニューもあります。刺身はこの後もホテルの食事で出ると思うので、知夫里牛を使ったハンバーグ定食を注文しました。頼んで正解と思いました。肉汁があふれてきてなかなかおいしかったです。

島津島 遊歩道

知夫村(隠岐郡)

「島津島 遊歩道」を   >

「島津島」へは「お松橋」という歩行者専用の橋を渡ります。アーチがとてもきれいな橋です。橋のたもとの駐車場の片隅にバイクを停めて橋を渡ります。夏は海水浴場となっている砂浜を通り抜けた一番奥に「渡津神社」という小さなお社が建っています。

白壁

知夫村(隠岐郡)

「白壁」を   >

「渡津神社」の背後に丘があるので登っていき、少し足場が悪いですが、そこから海辺に降りていけます。そして、降りた先には白い岩石に赤みを帯びた幾何学模様が描かれた崖を見ることができました。 ここは先ほど見てきた「赤壁」とは対照的に真っ白なので「白壁」と名付けられた場所です。「赤壁」はちょっと遠くから眺めることしかできませんでしたが、「白壁」は、至近距離で幾何学模様を見ることができます。

天佐志比古命(一宮)神社

知夫村(隠岐郡)

「天佐志比古命(一宮)神社」を   >

地元民には「一宮さん」と呼ばれ親しまれている神社で本殿は小さいながらも大繩は結構立派です。神社の境内には後醍醐天皇が配流されて知夫里島にたどり着いたときに腰を下ろして休憩したとされる岩が置かれています。

河井の湧水

知夫村(隠岐郡)

「河井の湧水」を   >

フェリーターミナルへ向かう途中の道沿いに「河井の地蔵の湧水」があります。「島根名水百選」に選出されていて飲料水や料理用として島民に親しまれています。お地蔵さんが並ぶ中なぜかタヌキが一体紛れ込んでいて、タヌキの像から湧水が流れ落ちています。「湧水」の前でバイクを停めて水をすくってみます。少し冷たくて癖がなくてとてもおいしい水でした。

島前内航船「フェリーどうぜん」乗り場

午後2時半ごろ、結構余裕をもって来居港に戻ってくることができました。別府港へ戻るまで1時間半ほど時間があるのでターミナル内で時間をつぶしました。2Fには島の中学生が書いた新聞が貼られていて、島内を回っている間に疑問に思っていたことなどが書かれていて、勉強になります。

ホテル隠岐

「ホテル隠岐」を   >

無事にフェリーで西の島に戻ることができました。そしてホテルでの夕食は、この日も海産物がたくさん。メインはタイのしゃぶしゃぶでした。

3日目2025年5月3日(土)

ホテル隠岐

「ホテル隠岐」を   >

旅行3日目の朝を迎えました。部屋の窓から港を眺めるとちょうど朝日が昇ってくるところでした。本当に素晴らしい景色です。今日はいい天気になるのかなと思ったのですが、生憎午後早くから雨が降ると天気予報が言っていました。そして、1時間もしないうちに太陽は雲の中に入っていき、雲が増えてきました。

隠岐国賀海岸

西ノ島町(隠岐郡)

「隠岐国賀海岸」を   >

日間お世話になったホテルをチェックアウトして、バイクで西へ向かいます。そして、25分ほどで「摩天崖」の駐車場に到着しました。駐車場には草原にいる牛や馬が外に出ないように柵が設置されています。

隠岐国賀海岸

西ノ島町(隠岐郡)

「隠岐国賀海岸」を   >

草原に入ると、恐らく母馬と仔馬とおもわれる2頭が出迎えてくれます。落とし物があちこち落ちているのをかわしつつ、展望所を目指します。

隠岐国賀海岸

西ノ島町(隠岐郡)

「隠岐国賀海岸」を   >

「摩天崖」の最高地点付近からは日本海と海から聳え立つ崖を見下ろすことができます。そして、その崖の上は草が生えていて青々としています。そこから「通天橋」を目指して、約2.5km続く草原を下っていきます。草原には、のんびりと草を食べる牛たちの姿をあちこちに見ることができます。

隠岐国賀海岸

西ノ島町(隠岐郡)

「隠岐国賀海岸」を   >

草原を下っていくと、波の浸食や風化によってできた奇岩たちが姿を現しました。これらは通称「天上界」と呼ばれているのだそう。

隠岐国賀海岸

西ノ島町(隠岐郡)

「隠岐国賀海岸」を   >

そして、「天上界」のそばには目的の「通天橋」にたどり着きました。思ったより巨大な岩でできた橋です。岩石の中央部分が海蝕作用でえぐりあけられたものです。

国賀めぐり遊覧船

次は「摩天崖」などを海上から見るために遊覧船乗り場のある浦郷港に向かいました。船に乗ると西ノ島を2つに分断する「船曳運河」を通り抜け、外海へ出ます。

国賀めぐり遊覧船

運河を抜けて船は西の方角へ向かいます。船からは、豆腐岩や亀島や日本海の荒海に削られてできた数多くの海蝕洞などを見ることができます。

国賀めぐり遊覧船

ゆるやかに高くなっていく崖を左手に見ながら進んでいくと、今朝訪れた「摩天崖」の真下にたどり着きました。上から見た時も結構高いと思いましたが、下から見るとその高さを余計に感じることができます。

国賀めぐり遊覧船

先ほど見た「通天橋」や家の形をした海蝕洞である「乙姫御殿」、天上界など日本海の荒海により浸食されてできた岩々を船から見ることができました。この後、波が高かったため、船は浦郷港へ戻ることになりました。

由良比女神社

西ノ島町(隠岐郡)

「由良比女神社」を   >

「イカ寄せの伝説」が残る神社で、拝殿は、立派なしめ縄がつけられています。「イカ寄せの伝説」があることから海に関係がある神社であるせいか、竜や波の彫刻があちこちに彫り込まれています。

焼火神社

西ノ島町(隠岐郡)

「焼火神社」を   >

山道をバイクで登っていくと「焼火神社」最寄りの駐車場にたどり着きました。ここからは徒歩で階段を登っていきます。木々が生い茂る中を伸びる階段を登ること約10分。ようやく鳥居と狛犬が姿を表しました。鳥居がなかなか立派です。

焼火神社

西ノ島町(隠岐郡)

「焼火神社」を   >

緑の中をしばらく歩くと拝殿にたどり着きました。建てられたのが江戸時代初期の1673年というだけあり、かなり古いことがわかります。そして、拝殿の隣には岩窟にすっぽりとはまるように建てられた本殿があり、こちらも江戸時代中期の1732年に建てられたもので、隠岐で最古のもので拝殿とともに国の重文に指定されています。

リゾ隠岐ロザーシュ

神社の駐車場に降りてきたときについに雨が降ってきました。本当はもっと別の場所を回る予定でしたが、体が冷えてしまったため、ホテルに向かいました。チェックイン時間は15時からだったのですが、ありがたいことにチェックインすることができました。

4日目2025年5月4日(日)

リゾ隠岐ロザーシュ

朝食をとった後、チェックアウトをして、別府港まで移動してフェリー「どうぜん」に乗船しました。

島前内航船「フェリーどうぜん」乗り場

約15分後、中ノ島の菱浦港に到着しました。港のそばには、観光協会やレストラン、お土産店が集まった「キンニャモニャセンター」という建物があります。島の規模としては、かなり立派な建物だと思いました。バイクで出発する前に島後(とうご)行きのフェリーの乗船手続きをするために立ち寄りました。ところで、港に到着したのが大体午前9時ごろ。この後は、12時50分発のフェリー「くにが」に乗船する必要があるため、中ノ島に滞在できるのは3時間半ほどになります。

隠岐神社

海士町(隠岐郡)

「隠岐神社」を   >

後鳥羽天皇が祀られていて、建てられたのが天皇が崩御して700年の節目である1939年と比較的新しい神社です。境内には、承久の乱で鎌倉幕府から政権を取り戻すことに失敗し、後鳥羽上皇が配流された際に「行在所」とした跡地があります。

後鳥羽院資料館

海士町(隠岐郡)

「後鳥羽院資料館」を   >

神社のすぐそばにある資料館で、館内には「隠岐神社」に奉納された刀剣などの宝物や後鳥羽天皇に縁のある品々が展示されていました。

村上家資料館

海士町(隠岐郡)

「村上家資料館」を   >

後鳥羽天皇に仕えたと伝えられる旧家の明治期の母屋を改造した資料館です。タイミングが合えば、係員の解説付きで展示されている資料を見ることができます。

明屋海岸

海士町(隠岐郡)

「明屋海岸」を   >

海岸のそばにある赤みを帯びた岩にはハート形の空洞が目につきます。この空洞の形から「ハート岩」と呼ばれていて縁結びのパワースポットとして有名だそう。

宇受賀命神社

海士町(隠岐郡)

「宇受賀命神社」を   >

古来より海上安全、安産の神として島民の信仰を集めた宇受賀命を祀っている神社です。田んぼの中にある神社と鎮守の森は日本の原風景といってもいいのではないでしょうか。

船渡来流亭

別府港の「キンニャモニャセンター」内にある「船渡来流(せんとらる)亭」で海士町の郷土量である「寒シマメ丼」を注文しました。「寒シマメ」とはスルメイカのことで、肝しょうゆ漬のシマメ、薬味、わかめ、出し炒り卵をほかほかご飯に乗せたものをかき混ぜて食します。 肝しょうゆにつけられたイカが柔らかくて、肝しょうゆにとてもあっていて本当においしかったです。

隠岐汽船 西郷港フェリーターミナル

菱浦港からフェリー「くにが」に乗船して、約1時間20分後、隠岐諸島最北の島後の西郷港に到着しました。

玉若酢命神社

隠岐の島町(隠岐郡)

「玉若酢命神社」を   >

鳥居をくぐり参道を歩くとかやぶき屋根の「随神門」が姿を表します。この門は国の重要文化財に指定されています。髄神門」をくぐってすぐの場所には、圧倒的な存在感を誇る「八百杉(やおすぎ)」が静かにたたずんでいます。島後四大杉の一つで、樹高38m、根元の周囲は11mもあります。

玉若酢命神社

隠岐の島町(隠岐郡)

「玉若酢命神社」を   >

参拝を済ませた後、次の目的地である「億岐家住宅・宝物館」へ歩いて向かったのですが、そのときに「琵琶牧々(びわぼくぼく)という妖怪の像が設置されているのを見つけました。これは、2010年に「水木しげるロード」が延長されることになった際に設置された像の1つです。

億岐家住宅・宝物館

隠岐の島町(隠岐郡)

「億岐家住宅・宝物館」を   >

宝物殿には、「駅鈴(えきれい)」、「隠伎倉印(おきそういん)」、「唐櫃(からびつ)」といった国の重要文化財が展示されています。また、代々若酢命神社の宮司を務めてきた億岐氏が住んでいるかやぶき屋根の家の中には、1868年の発生した「隠岐騒動」の際にできた刀傷や銃弾のあとが残った柱を見ることができます。

ローソク島展望台

隠岐の島町(隠岐郡)

「ローソク島展望台」を   >

この日は「ローソク島遊覧船」に乗船する予定でしたが、時化のため欠航となってしまったため、ローソク島の展望台へ向かいました。展望台は結構高い場所にあったので、思ったよりも「ローソク島」は結構小さく見えました。ここには、「ローソク島」をもっと近くに見ることができる展望台がもう一つあったのですが、残念ながらその展望台へ向かう遊歩道は現在通行止めとなっていて、行くことができませんでした。

ホテル海音里

「ホテル海音里」を   >

真正面は海、背後は海という場所にありました。沈む夕日をホテルの前の海岸みから見ることができます。風呂に入った後、夕食を食べましたが、海産物はもちろん島根和牛や隠岐そばなどいろんな料理が出ました。

5日目2025年5月5日(月)

壇鏡の滝

隠岐の島町(隠岐郡)

「壇鏡の滝」を   >

ホテルから海沿いの県道を南下します。そして、途中で内陸へ延びる林道をバイクで走行して「檀鏡(だんぎょう)神社」にたどり着きました。神社の鳥居は、「檀鏡の夫婦杉」と呼ばれる2本の杉に囲まれています。

壇鏡の滝

隠岐の島町(隠岐郡)

「壇鏡の滝」を   >

檀鏡の滝はかつて隠岐に配流された小野篁(おののたかむら)が滝に打たれることで赦免となって京へ帰れるように一心不乱に祈願したという伝承があります。そんな伝承から迫力がある滝を見れると思っていたのですが、この日は水量が少なくて少し残念。

壇鏡の滝

隠岐の島町(隠岐郡)

「壇鏡の滝」を   >

「本殿」のわきから滝の裏側に入ることができます。水のカーテン越し景色を見れることを期待していたのですが、本当に残念で仕方ありません。

船小屋群

山の中をうねうねと伸びる林道を通り抜け、再び県道44号線まで戻り、「都万(つま)」地区にたどり着きました。ここには海辺に船小屋がずらりと並ぶかつての漁村風景が残されています。時間がゆったりと流れている感じがする場所で、本当にのどかな場所で、「船小屋群」だけでなく海に浮かぶ島々が見える景色が素晴らしい場所でした。

隠岐汽船 西郷港フェリーターミナル

この日の宿泊先のホテルに荷物を預けるために西郷港へ向かいました。荷物を預けるついでに昼食をとれる場所を探している最中に境港から通じる妖怪トンネルから出てきた鬼太郎とねずみ男を発見しました。

隠岐ジオゲートウェイ・隠岐自然館

隠岐の島町(隠岐郡)

「隠岐ジオゲートウェイ・隠岐自然館」を   >

昼食をとった後、「隠岐ジオゲートウェイ」へ向かいました。2Fにある「隠岐自然館」では、隠岐の成り立ち、生態系、歴史、文化などをパネルや映像、ジオラマで分かりやすく解説してくれます。

隠岐国分寺

隠岐の島町(隠岐郡)

「隠岐国分寺」を   >

駐車場にバイクを停め、お寺に向かうと「五体面(ごたいめん)」という妖怪の像が設置されています。いたずら好きな妖怪で顔から手足が生えているカニのように歩くらしい。

隠岐国分寺

隠岐の島町(隠岐郡)

「隠岐国分寺」を   >

聖武天皇の勅願により建立された国分寺の1つとされています。配管受付所で拝観料を収めて境内に入ります。本堂のとなりには、国指定の重要無形民俗文化財に指定されている「蓮華会舞(れんげえまい)」で使用されたお面や映像を見ることができる演舞場があります。

隠岐国分寺

隠岐の島町(隠岐郡)

「隠岐国分寺」を   >

境内には約670年前に後醍醐天皇が配流された際に滞在した行在所の跡地があります。

中村のかぶら杉

隠岐の島町(隠岐郡)

「中村のかぶら杉」を   >

国道316号線を北上して、そこから県道316号線に進路を変え、山の中の道を走行していると、突然、根元から6本の幹に分かれている巨木が姿を現しました。隠岐三大杉のひとつである「かぶら杉」という杉で、樹高38.5m、樹齢が600年といわれています。 名前の由来は「木の形が鏑矢に似ているから」とか「大きな株が目立つから」など様々な説があるそうです。

水木しげるロード アマビエの像

さらに県道を北上していくと、道路沿いにコロナ禍の影響で有名になった妖怪「アマビエ」の像を発見しました。今回、私は立ち寄りませんでしたが、この近くには踊る水木しげる先生の像が設置されています。

白島展望台

隠岐の島町(隠岐郡)

「白島展望台」を   >

「白島」はその名の通り、白い岩石で構成された島々を一望できる場所のことで、隠岐諸島の最北端になります。

白島展望台

隠岐の島町(隠岐郡)

「白島展望台」を   >

また、展望台から「白島海岸」まで降りていける1.4kmほどの遊歩道を歩いていくと、隠岐の島の本当に最北端にたどり着きます。そこからは、白い岩石でできた島々が広がっていて、その向こうはずっと日本海が広がっているのが見えました。

岩倉の乳房杉

隠岐の島町(隠岐郡)

「岩倉の乳房杉」を   >

薄暗い林道をバイクで走らせると鳥居が出現しました。そして、その鳥居の向こうに「かぶら杉」に負けないほどの存在感を誇る巨大な杉がひっそりとたたずんでいます。これが隠岐三大杉の一つである「岩崎の乳房杉(ちちすぎ)」です。この木も本当に迫力があり、それでいてとても神秘的だと思いました。 幹からは15本の枝が分岐し、分岐した部分からは24個の乳房状の根や枝が垂れ下がっていることが名前の由来となっています。

隠岐ビューポートホテル

「隠岐ビューポートホテル」を   >

翌朝8時30分のフェリーに乗船するため、フェリーターミナルの目の前のホテルにチェックインしました。

6日目2025年5月6日(火)

隠岐ビューポートホテル

「隠岐ビューポートホテル」を   >

8時半出航予定のフェリーに乗船する必要があるため、今日は朝からあわただしくなりました。

隠岐汽船 西郷港フェリーターミナル

朝食をとった後、すぐにフェリーターミナルに行き、乗船手続きをします。そして、出航30分前にバイクをフェリーに乗せ、船の中へ移動しました。今回、隠岐諸島の各港に立ち寄った後、境港へまで行く航海となります。境港到着は13時20分。約5時間船の中で過ごすことになります。

出航後は、「菱浦港」、「別府港」、「来居港」の順に停泊していきましたが、「別府港」には巨大な目玉の親父と一反木綿が出迎えてくれました。

江島大橋

境港市

「江島大橋」を   >

境港到着後、CMなどで有名になった「江島大橋」へ向かいました。ここに来たのは、CMとかでも紹介されたあの急こう配の様子を写真に納めたいと考えたためです。ただ、あの有名な写真は、中海に浮かぶ「大根島(だいこんじま)」から撮影されたものであるので、まず「江島大橋」を渡る必要があります。

江島大橋

境港市

「江島大橋」を   >

そして、さらにバイクを松江市側へ走らせて、「江島大橋」から直線距離で約3kmにある「大根島」の東側の道路沿いにある水産会社のそばでバイクを停めました。「中海」越し対岸にある橋を探し出して、デジカメの望遠レンズを最大にまで伸ばして、撮影してみました。CMとかの写真ほどではないけど、それっぽい写真を撮影することができました。

山美世

松江市

「山美世」を   >

写真を撮影した後、江島大橋のたもとにあるうなぎ屋でうな丼を食べました。ウナギのみがふっくらしていてそれにかけられたタレがマッチして本当においしかったです。

米子空港(米子鬼太郎空港)

空港の2Fの出発ロビーに上がってみると、「妖怪たちの森」というタイトルのステンドグラスを見ることができます。

米子空港(米子鬼太郎空港)

また、かつて鳥取県知事が「ス●バはないが、砂場ならある」と発言したことがきっかけで誕生したという「すなば珈琲」があります。本家の「●タバ」とは異なり、コーヒーだけでなくカレーなどの軽食があって喫茶店という感じの店です。店に入って注文したのはティラミスとホットコーヒー。ティラミスはさっぱりした甘さで本当においしかったです。

1日目の旅ルート

みんなのコメント(0件)

投稿する

投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。

閉じる

この旅行記は参考になりましたか?参考になった!0

この旅行記をもとに旅の計画をつくる
この旅行記をカスタマイズして、あなたの旅の計画を作りましょう

さりゅーさんの他の旅行記

    • 一人
    • 1人

    以前から大谷資料館へ行きたいと思っていたので、今回訪れることにしました。ついでにその周辺の有名な...

    153 0 0
  • 瀬戸内海沿岸をめぐる旅に出ました。

    2024/4/28(日) 〜 2024/5/4(土)
    • 一人
    • 1人

    ※注意  蛇の写真がありますので、ご注意ください! 今年のゴールデンウィークは、岩国をスタートし...

    281 0 0
  • 千葉茨城2泊3日の旅

    2023/11/3(金) 〜 2023/11/5(日)
    • 一人
    • 1人

    今年の秋は、関東圏に住んで10年以上たつのに一度も行ったことがなかった千葉県+ちょこっと茨城県へ行...

    487 1 0
  • 夏の北海道5泊6日の旅

    2023/8/10(木) 〜 2023/8/15(火)
    • 一人
    • 1人

    今年の夏は、一足先に夏が去りつつある北海道へ。JRやバスなどの公共交通機関を使って道央(旭川、美...

    2745 0 0
(C) Recruit Co., Ltd.