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sokudumoさんの兵庫県の旅行記

神話と歴史と鞘状褶曲の島、兵庫県南端の沼島へ(夜行バスで行って新幹線で帰る旅4)

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淡路島の南にある国生み神話の舞台ともいわれる沼島。小さな島ですが、源平合戦で有名な梶原氏に縁がある史跡や、淡路島と中央構造線で分かたれていることからか珍しい地質、地形があり見ごたえがありました。

自然ツウ sokudumoさん 男性 / 50代

1日目2025年5月12日(月)
23:00-23:00

バスターミナル東京八重洲

23:30八重洲のバスターミナル発大阪行きのバスに乗車。夜行バスの発車を待つのは非日常の入口にいるような気がしていつも少しワクワクします。淡路島に行くならば、徳島、高知方面の便が志知に直通するのですが、到着時刻が早すぎて時間を持て余すことになりそうなので、大阪で乗り継ぐことにしました。

2日目2025年5月13日(火)
07:00-08:00

大阪駅前桜橋口高架下バス停

梅田で夜行バスを降り、今度は明石海峡大橋経由で淡路島へ向かう高速バスに乗り換えます。

09:00-10:00

陸の港西淡

高速バスは大阪・神戸の渋滞に巻き込まれ、予定より20分ほど遅れて淡路志知バス停に到着。このため沼島への渡船が出る土生港へ乗り継ぐコミュニティバスに間に合わず、急遽電動アシスト自転車をレンタルすることにしました。

10:00-11:00

自転車で約19q先の土生港を目指します。ところで淡路島といえば玉ねぎ、一面に広がる玉ねぎ畑を眺めながら自転車を走らせるのもなかなかいい気分で、かえってバスよりも良かったかもしれません。

11:00-12:00

南淡路水仙ライン

南あわじ市

「南淡路水仙ライン」を   >

淡路島の北西から走る「淡路サンセットライン」の愛称の付いた県道31号線がいつしか南海岸沿いから延びる県道76号線「南淡路水仙ライン」に変わり、比較的平坦な道を真っすぐに進んでいきますが、南の海岸に近づくと急な上りになります。電動アシストのパワーでこれを越えると右手に海が広がってきました。沼島も見えてきました。

11:00-12:00

灘ターミナルセンター

無事土生港の灘ターミナルセンターに到着しました。駐輪場に自転車を置いて切符を購入。沼島まで往復920円です。以前は洲本港や福良港からも船が出ていたそうですが、利用者の減少に伴い廃止され、今は沼島行の定期航路はここだけとなっています。ターミナル内には飲み物の自動販売機があります。また、この日は玉ねぎを売っていました。

11:00-12:00

バスに乗れなかったので、予定より1便遅い11:55発の船に乗ります。

11:00-12:00

船は「しまちどり」号です。

11:00-12:00

船の中にはテレビがあります。2013年就航なので古びた感じはありません。

12:00-13:00

沼島港

10分程度の短い船旅です。波も穏やかで、すぐに沼島に到着しました。適当に観光スポットを回りながら島を半周程度歩きます。

12:00-13:00

沼島港のターミナル内に世界的に珍しい地形の鞘状褶曲(刀の鞘のような同心円形の褶曲)の岩が展示されています。とある民家の庭石だったものが寄贈されたそうです。

12:00-13:00

沼島八幡神社

港からすぐそばの弁財天神社を経て、集落を道なりに歩いて行くと、八幡神社に続く階段が目に入ります。導かれるままにお参りしました。

12:00-13:00

神社からは沼島の集落と対岸の淡路島が見渡せました。

12:00-13:00

神宮寺

沼島八幡神社の丘の下に神宮寺があります。

12:00-13:00

神宮寺庭園

神宮寺の裏には知る人ぞ知る立派な枯山水の庭園があります。拝観予約していなかったのですが、たまたまいらした住職様のご厚意で書院の方から見させていただきました。

12:00-13:00

私は作庭技術には明るくありませんが、この平たい岩を組んだ庭園は素直に「かっこいい」と思えました。

12:00-13:00

水軍

昼食は神宮寺からほど近い「水軍」でいただきました。店員さんのこの日のお勧めに従ってサワラ丼(1,320円)をいただきました。刺身と炙った身とが半々に入った丼はそれぞれ風味も食感も違って飽きずに楽しめました。また、あら汁も魚の出汁が利いて大変おいしくいただきました。

13:00-14:00

梶原五輪塔

南岸の上立神岩に行く途中、梶原氏のものと伝わっている五輪塔に立ち寄りました。少し開けた空き地の奥、石段の上にそっと佇んでいました。

13:00-14:00

上立神岩

沼島の南東に聳え立つ島のシンボルです。江戸時代から景勝地として知られていたそうです。最近では真ん中の窪みがハート形をしているということで恋愛成就のパワースポットとして人気が出ているそうです。

14:00-15:00

おのころ神社

上立神岩を見た後は南西側の森深いハイキングコースを回りました。道中は細かいアップダウンがあってなかなか疲れます。残念ながら森が開けて海が眺められるようなところもほとんどなく、港近くの自凝(おのころ)神社まで下ってきました。2002年に修復されたとのことで、きれいに整備されていました。

イザナギ、イザナミ新の像も神殿改修時に造られたそうです。

16:00-17:00

淳仁天皇陵

南あわじ市

「淳仁天皇陵」を   >

沼島港から再び土生港に戻り、再び自転車で陸の港西淡を目指します。往路で気になっていた淳仁天皇陵に立ち寄りました。奈良時代に皇位を巡る争いに巻き込まれ淡路島に配流されたのでここに墓があるそうです。

17:00-18:00

陸の港西淡に自転車を返し、淡路志知バス停から高速バスで三宮へ。新神戸から新幹線で帰りました。

神話と歴史と鞘状褶曲の島、兵庫県南端の沼島へ(夜行バスで行って新幹線で帰る旅4)

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