過日は鎌倉街道探索に同行して貴重な体験をさせてもらったが、その中でも感動したことは安房峠十石へ向かう途中の安房金剛にある「鎌倉街道」を自分の足で歩いたことだ。
ここの街道は地元で云う「ゴウス」でアカンダナ火山の噴出物の高さ3メートルもある巨岩巨石がゴロゴロと地表を覆っている「ゴウス原」の間を縫って続いている、地表は一面水苔で陰にはまだ雪が残っていた。
里伝を信じ僅かな文献から一本の道を想定し地形と土地感によって奥飛騨ロマンに挑戦した先達に敬意をとても感じます。
R158号線安房平金剛に残る「鎌倉街道」
一部分は薬研堀か切通
ゴウス原の中を行く鎌倉街道 トラックや重機のない時代に