約2万平方メートルもの敷地内には、17種約210本の桜、紫陽花、三大香木などがあり、四季折々の趣をお楽しみいただけます。
江戸時代は土佐藩屋敷として、明治時代には宮家の御用地として歴史の変遷を見守ってきた高輪の地。
現在はグランドプリンスホテル高輪の日本庭園として、多くのお客さまに親しまれております。
歴史と名工達の息遣いが交差する庭園を、ゆったりと巡ってみてはいかがでしょうか。
※観音堂、鐘楼、山門は、港区が指定する指定有形文化財です。
【観音堂】
奈良県・生駒市の長弓寺にあった、三重塔の一部を移築しました。
創建は、14世紀、南北朝時代とされております。
中の観音像は、室町時代の作で、十一面観音 踏下像が安置されております。
(画像は観音堂のイメージです)
【鐘楼】江戸時代初期、1656年に建立されたもので、奈良市の念仏寺より移築されました。
【山門・青銅灯篭】山門は鐘楼と同時期に同所(奈良の念仏寺)から移築されました。
青銅灯篭は、江戸時代の徳川将軍家の霊病より移築されています。