昨年末、やさが危機一髪を回避して帰還したと思ったら、またしても容疑者Ｎの失態により、４匹が12/31失踪。紐をつけたままだったので心配極まりなく、年末の超多忙期ではありますが、捜索に出まして、間もなくコマロは河原で逮捕、マロは河原の笹薮で身動きとれずもがいている情けないところを救出されました。やさはさすがに前回首輪の紐引きちぎり生還に懲りていたものとみえ、近所の裏山でうろうろしているところを発見されました。ところが最も情けない犬のかしこは、周辺２キロ四方をくまなく捜索したにもかかわらず、全く姿が見えず、結局年を越してしましました。折りしも大晦日にはこの冬初めての積雪、どこかで凍え死んでいるのではと気が気でなく、夜中も探しましたが、姿どころか声も聞こえず･･･１月１日元日も探し回りましたが発見できず、暗く悲しいお正月となりました。皆も心配ですが、お正月で朝夕はとても忙しく、捜索は社長の任務と任せられ、半分諦めかけて傷心極まりない1/2の朝、再度希望を振り絞り捜索に出ました。どこかで紐が絡まって野垂れているに違いない、ヘルメットも着用して笹薮に突入の決心で向かいの山に参りました。どこかのワンコの鳴き声に混じってふと聞こえるかすかな鳴き声･･･川向こうの山のほうからのようです。急いで河原に向かい、聞き耳を立て待つこと５分くらい･･･また川の向こうからかすかな鳴き声、私は川を渡りました。下半身水に浸かりましたが、寒いとも思いませんで必死でした。それからも声が小さいのでなかなか居場所を特定できず、10分くらいあちこちしましたが、また、かすかな、しかし今度は居場所がわかる鳴き声！私は笹薮に這い登って行き、ついにかしこを発見、すりよって来るかしこを抱っこしたら、嬉しくってぶっ飛びでした。･･･今年の初めに一番悲しい気分と一番嬉しい気分を味わったのでした。湯の峯荘にやっとお正月が来たのは、1月2日の午前8：30でした。その後の写真ですが、何事もなかったかのように、寝ております。