◆善光寺山門は、江戸時代中期の寛延三年（１７５０年）に建立された歴史ある門です。様式は五間三戸二階二重門、屋根は入母屋造りの栩葺で、国の重要文化財に指定されています。

その山門が平成１４年から５年間かけて大規模な修復工事を行いました【平成大修理】。
億単位のお金がかかったと言うのですから、すごいです！
しかも、江戸時代の建物なので釘をほとんど使っておらず、今回修理するにあたり、全て分解してまた元あったようにくみ上げたそうです！スゴイッ！

というのも、

昭和四十年代の松代群発地震などの影響で建物の基礎が損傷し、加えて全体の老朽化も進んだことからなのです。それまでは山門の２階に上がることが出来たのですが、それ以降はずっと山門に上がることが出来ませんでした。

ですので、なんと４０年ぶり！です。

写真では小さくてよく見えませんが、山門に掲げてある「善光寺」という看板が横から除けます。

中に入る階段が、ものすごく急なので、警備員さんがつくほど！

２階には、江戸時代からつづく落書きがたくさんあり、歴史を感じましたぁ。
（重要文化財ですので、決して落書きはしないで下さいね！）

今のところ、今年限りのイベントとなっておりますので、是非この機会に山門に登ってみたら？


特別拝観日程：

■期間：

平成20年4月24日（木）〜7月31日（木）
平成20年9月1日（月）〜11月30日（日）

■受付時間：期間中、毎日午前9時30分〜午後3時
　　　　　　※受付終了時間は、混雑状況等によって早まることがあります。

■特別拝観料：大人　500円／高校生　200円／小中学生　50円