岡山県　湯郷温泉　ポピースプリングス　リゾート＆スパです。



今回は「鵲　〜七夕かざり〜」を届けします。


七夕飾りをホテルの玄関先に飾りつけました。

「鵲」

カササギと読みます。


下にご紹介するのは

百人一首にも読まれている有名な一句です。 　



かささぎの　渡せる橋に　おく霜の 　　　　　

白きをみれば　夜ぞふけにける

　　 　　　　　　　　　　　　　　　　中納言家持　（新古今集）



意味は

「かささぎが翼を連ねて渡した橋（天の川）に 　

霜が降っている　 　

その白き星の輝きを見ると夜もふけてしまったことだ」



「渡せる橋」とは かささぎが

七夕の夜に 牽牛と織姫を逢わせるために、

翼を連ねて渡したという橋



日本人に生まれて良かったと思うときは

こんな詩に触れたときです。



大昔の人が

七夕の夜に

鳥たちがその翼を連ねて

橋をつくり

二人を逢わせてやった・・・



そんなロマンチックな物語を

想像していたとのかと思うと

うれしくなるのは

私だけでしょうか。

明日の夜は

晴れて

牽牛と織姫が逢えるといいですね。


前編はポピースプリングス　ブログをご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/poppysp1/e/c73beb207d260e1bca4e2f3bc365f8ea