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ホテル カンラ 京都のお知らせ・ブログ
【雛祭り】雅な平安貴族の遊び〜貝合わせ〜
更新 : 2016/3/4 20:02
皆様こんにちは
昨日はお雛祭り。
女の子のお子様がいるご家庭ではお祝いをされましたでしょうか?
きらびやかに装飾されたお雛様には子供も大人も関係なく思わず見惚れてしまうものです。
当館では、3月3日当日の朝食でちらし寿司をご提供させて頂きました。
お雛祭りといえば「ちらし寿司」というイメージがとても強いですが、たくさんの具材が使用されているのにも理由があります。
お正月のおせち料理のように、「見通しが良いように=レンコン」、「マメに仕事ができるように=マメ」など語呂に合わせた食材が使用されているのです。
その豪華な見た目のちらし寿司は、女の子の健康と成長を願うお祭りにはぴったりというわけですね。
また、当館の各お部屋にお入れしている玉手箱の中も新しくなりました!
今回は「貝合わせ」。
こちらはなんとひとつひとつ当館のスタッフが丁寧に手作りしたものです。
貝合わせはカルタの始まりといわれ、後に百人一首へとその姿を変えます。
内側に絵や歌を書いた二枚貝を二つに分けて、片方を探すという遊びが平安時代の宮廷の人々の間で楽しまれていました。
江戸時代に入るとそれらは、内側が蒔絵や金箔で装飾された美しいものが作られるようになりました。
また、貝にはハマグリが利用されていましたが、ハマグリなどの二枚貝は対となる貝殻としか組み合わせることから夫婦和合の象徴として、公家や大名の嫁入り道具としても用いられるようになりました。
宮廷貴族の雅な遊びとして始まった貝合わせ。
お部屋にお入れしているものはひとつひとつ絵柄や、風合いも異なります。
お泊りになるお部屋にはどんな貝が入っているでしょうか?
楽しみにご宿泊くださいませ。
また、当館レストランTHE KITCHEN KANRAでは3月3日〜3月7日までお雛祭り週間として、ランチご利用のお客様皆様に特別なお料理をご提供しております。
詳しくは前回の記事をご参照ください。
皆様のご来館お待ちいたしております。
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