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宿番号:305179

標高1000mの温泉宿。登山電車で行く絶景露天風呂の宿。

菱野温泉
電車/長野新幹線軽井沢駅、しなの鉄道乗換、小諸駅から車15分 .車/上信越道小諸ICより約10分

登山電車で行く絶景露天風呂の宿 常盤館のお知らせ・ブログ

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    「花岡錬三郎の事件簿」  その3

    更新 : 2010/12/11 19:15

    夜の旅館というものは非常に賑やかである。

    「なかなか繁盛しているようじゃのー。」

    錬三郎はぐいっとお猪口のお酒を飲み干した。

    「あれから色々ありましたが。皆一生懸命やってくれてるお陰で、
    なんとかやっていけています。」
    そう言うと隆士はお猪口にお酒を注いだ。

    錬三郎はニヤリと笑った。
    「あれを見つけたようじゃな!」

    隆士はドキッとしたが、冷静を装う。

    続けて錬三郎が話す。
    「真実はそこにはないぞ、そこにおいておいて良い品物ではないぞ、
    わしも探しておるんじゃが本当にしらんのか?」

    「はい、存じません。」
    隆士はうつむきながら答えた。

    「失礼します。」

    美冬が部屋にはいってきた。

    「社長。支配人がお呼びです。」

    「そうか分かった、すぐに行く。大おじさんゆっくりしてください。」
    錬三郎にそう話すと、社長は部屋を出た。

    美冬はちらりと錬三郎のほうをみると社長の後を追ってでていった。


    「何じゃあいつは、どっかで会ったかのー?」
    錬三郎はお猪口の酒をまた飲み干した。
    「社長やはり・・・。」
    美冬は真剣な面持ちで社長に話す。

    「どうすれば、良いのか。。。。支配人に伝えといてくれ。
    どこかに移せと。」
    隆士は困った表情で美冬にそう伝え、社長室に戻っていった。


    「このままですむと、思うなよ○○○。」
    美冬が小声でつぶやいた。
    ”PM11:50 ラーメンコーナー”

    「準備はいいよね。渥人!」
    高揚した感じで、妖子が話しかける。

    「うっうん。でも大丈夫かな?ばれないかな?」


    ”PM11:55フロント前”
    「やはり私がやらなければ。」
    隆士がフロントのまえに立った。



    ”PM11:55常盤館駐車場”
    「くそ、くそ、くそ、」
    美冬が一人空をみながらつぶやいた。


    ”PM11:58 フロント”
    「しかし今夜は冷えるなー。」
    今日の宿直は支配人の湯元だ。

    ”AM12:00”
    「ぎゃー。」

    フロントに叫び声が響きわたった。。。



    これは常盤館冬の推理イベントの告知です。
    登場する人物・場所はすべて本物っぽいフィクションです。

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