宿番号:306570
大町の名水男清水で淹れたモーニングコーヒー
更新 : 2009/3/29 17:21
昔々、信州大町という集落がありました。
村人達がその真中を南北に通る道を造り、生活を始めた頃のお話です。
その道の東側の村人は里山の居谷里(いやり)という池の湧き水を、
西側の村人はアルプス白沢の湧水を生活に使い始めたのです。
そして月日がたち、たくさんの子供達が生まれました。
しかし、東の集落は女の子ばかり、西の集落は男の子ばかり生まれたのです。
いつしか村人達は里山居谷里の水を女清水(おんなしみず)
アルプス白沢の水を男清水(おとこしみず)と呼ぶようになりました。
これでは困ったと東と西の村人が話し合いをして、
南北の道の真中に川を造り、両方の水を合わせて流すことにしました。
そして、更に美味しくなった水の流れる川の両側にたくさんの村人達が集まるようになり、
男も女もみんな仲良く幸せに暮らしましたとさ。、、、
むかし、むかしのお話です。
写真は男清水の水で淹れたコーヒーです。
お泊りの際はぜひ味わってみて下さい。