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河口湖美術館★広重&北斎の東海道五十三次を一堂公開
更新 : 2011/11/7 17:51
広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展
〔歌麿、写楽から幕末バラエティーまで〕
12月24日(土)まで、好評開催中です
「浮世絵」という呼び名の
もともとの意味をたどると
浮き世、憂き世のことをあらわした絵のこと
であるといわれています
うつろいゆく世の中や人生の
つかのまのひとときを描いた光景
とでもいいましょうか
歴史考証などと硬い話は横に置いといて
浮世絵の作品を見ながら、江戸のひとびとの暮らしが
如何様であったかをあれこれと想像するのは楽しいことです
宿場から宿場へと、歩みきた道中の風景
そこはかとない哀愁と旅情、旅先で出会う人情の機微
洗練された江戸美人の艶姿
歌舞伎の千両役者が大見栄を切る姿
相撲力士の土俵の英雄の勇姿
びっくり仰天の妖怪変化
幕末横浜の風情をつたえる港の風景
洒落とユーモアにあふれた作品ばかりです
市井の民ならば旅がしたくても
現代のように容易にはかなわず
テレビもインターネットも存在しなかった時代に
ひとびとは、浮世絵の刷り物を手に
行ったことのない遠くの地に思いを馳せ
先端のファッションを知り
あるいは贔屓の役者に胸をときめかせ
またあるいは今でいうSFホラー小説の世界に
心を躍らせたことでしょう
近世の江戸という都市で
狩野派に代表される官御用達の大芸術とは別に
浮世絵が、庶民の情報メディアとして喜ばれ育まれながら
世界に類例のない独特且つ高度な版画芸術として成熟し
また、時を経て、その巧みな画面構成や
輪郭線と平面的色彩による造形表現が
モネ、ゴッホ、ロートレックら、西洋近代絵画の巨匠たちに
衝撃を与えたことは有名なエピソードのひとつです
本展は、歌川広重の旅のシリーズとして名高い
当時の大ベストセラー「東海道五拾三次」
同じく広重の「五十三次名所図会」
葛飾北斎の小判「東海道五十三次」を一堂に公開
またそのほかにも、歌麿、写楽、豊国ら
浮世絵界の大立者たちが描いた
名作傑作怪作あわせて約二百三十点で構成しています
クレッシェンドでは、招待券を10枚頂きました
ご希望の方、先着10名様にお渡し致します
チェックイン前でも、こちらに寄って頂ければ
お渡し出来ます
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