宿番号:307796
モロッコの砂漠にあるアルガンツリーをご存知ですか?
更新 : 2014/2/28 8:46
アルガンツリーとは・・・
アフリカ大陸のサファリ砂漠の西にある
モロッコ国内の南西部の乾燥地帯および
半乾燥地帯にのみ生育する、非常に希少な樹で
その実から、美容や健康に大変効果のある
貴重なアルガンオイルを産出します
その実を食するために
ヤギがアルガンツリーに群がっているところです
クレッシェンドでは、その貴重なアルガンオイルを
料理のドレッシング等に調味料として、使っています
夏には気温が50度を超え
冬には0度まで下がるサハラ砂漠に面し
地中海、砂漠、気候など、地域によって気候が異なる
モロッコ王国だけに生えるアルガンツリーは
暑さに対する抵抗力が非常に高く
50℃に達する温度に耐えることができます
アルガンツリーは、8〜10mの高さに達し
幹は短くねじれ、枝には棘があり
葉は長さ2〜3cm のへら状あるいは披針形の互生葉です
落ちた実の収穫以外の手入れはほとんど必要ないほどで
地中の根は水分を求めて
30メートルの深さまで伸びることもあります
アルガンツリーは本来
モロッコ全土に生えていた木ですが
燃料としての利用や、畑の開墾のために乱伐され
降雨量の減少により
現在はモロッコ南西部周辺の非常に乾燥した地域
およそ32000平方マイルのみに育っているそうです
一時期絶滅の危機を迎えたアルガンの森は
モロッコ政府によってアルガンツリー伐採の禁止と
森の保全に取り組み
オイルの生産グループによる植林によって
少しずつその力と生命をとりもどしつつあります
アルガンツリーは、生態系のバランスに
かけがえのない役割を果たしています
この樹木は、その強い根系により、土壌を保持し
その肥沃性を保ち、モロッコの多くの部分において
砂漠化の脅威をもたらしている水や風による浸食から
土壌を保護しサハラ砂漠の拡大を食い止める
地球環境資源としてアルガンツリーは
重要な役割を果たしているそうです
そしてアルガンツリーは、ユネスコの生物圏保護区に指定され
現在も保護されています
アルガンツリーは、飼料や食用オイルや薪を提供するだけでなく
約800万人の地方住民の生活の糧となっているそうです
アルガンツリー林は、こうして、地方の住民を定住させ
従って、都市への大量流出現象を制限し(年間2000万労働日)
地域住民の生活を支える植物資源としても大切な樹なのです
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