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入湯御宿 温泉閣のお知らせ・ブログ
温泉巡礼の中の鉄輪温泉
更新 : 2011/3/10 8:16
石川理夫先生の著書「温泉巡礼」を昨年の12月、ご本人からいただき拝読
心の聖地巡礼と共に。心と体を癒す温泉、湯治場巡礼を詳しく著されていることに
感激した。その一に熊野「湯の峰温泉」次いで鉄輪温泉の一遍上人のひらいた蒸し風呂
と、今一箇所に草津温泉を上げられている。
蒸し湯は別府温泉卿の豊富な地熱を利用して入る日本古来から行なわれた蒸気の温熱浴で
浴室に清流に育つ石菖を敷き詰めている(菖蒲の種で薬用植物の香気が素晴しい)
医療制度が普及する以前は民間療法として高く利用者に評価され、常連利用者が多かっつた
鎌倉時代に造られ永く鉄輪を代表する温泉として受け継がれ
5年前に改築されて脱衣場、上がり湯、休憩室等は飛躍的に充実された。
周囲には足蒸し湯、改築以前の湯釜を残して公園化されている
別府市には140ケ所の共同浴場が有るが、市が運営する市営温泉の代表的な温泉です
数年前までは隣接して渋の湯、元湯が有ったが、元湯は公園かされ
今わ竹製温泉冷却装置で高温の源泉を掛け流しにこだわる渋の湯も温泉としては特徴のある浴場である