観光庁が主催する「魅力ある日本のおみやげコンテスト2012」、皆さん、ご存知ですか？
今年で８回目の開催で、外国人や流通・観光に関する知識人の方々の審査により、外国人から見た品質やデザイン等の観点から、特に魅力的なおみやげを選定するコンテストだそうです。
このコンテストを通じて、日本のおみやげを育成・発掘し、地域ブランドの振興を図るとともに、おみやげを通して日本の魅力を海外に伝え、日本への来訪を促進することを目的としているそうです。

今回は応募総数720品目の中から、石川県の「金銀箔工芸さくだ」さんの「うちわ銘々皿＜四季＞」がグランプリに輝きました。
扇の部分に金箔が貼られ、季節の草花(なでしこ・桔梗・菊・おみなえし・萩）が描かれています。うちわの柄の部分は取り外して竹のフォークとして使えるという、美しさと実用性がひとつになった素敵なお皿なんです。

金沢の工芸品は、長い歴史の中で磨き上げられた技と美しさ、そして実用性が詰まった品々だと思います。
その素晴らしい技術を見たり体験したりできるところがたくさんあります。
金沢にいらして、ぜひ本物を感じてみてください。

ちなみに、白銀屋でも加賀伝統工芸を身近に感じていただけるよう、ご滞在のなかで見たり触ったりしていただけるような取り組みを始めています。
その一例として、夕食提供時に使用している器は、若手の九谷焼作家さんに依頼して、お料理に合わせて作成していただいた白銀屋オリジナルの九谷焼の器となっています。
その他にも、いろいろな伝統工芸品を取り入れていきますので、お楽しみに。