パージェスは前のラングドックソムリエ協会の会長でもあり、
ワインに造詣が深くワイン好きな僕とも、ワインの好みがよくあって、
何日も大いに飲みました。


同じ経営者と言うこともあり、非常に意気投合する部分も多く、
彼が帰るまでにはまるで兄弟のようになっていました。


実際、彼からの何通もの手紙には
『Dear brother Ryo』
と宛名が書いてありました。

長年本物のフランス料理を作ろうとする僕の姿勢にも、
大いに共感してくれ、村松くんの調理の腕も、
フランスに入れば星が狙えるとほめてくれました。

その上彼は、このレストランが
とっても好きで気にいっていると話していました。


ただ帰る前に、彼は
「フレンチにはもうひとつの使命がある、
それは地元の食材の発掘と発展にある」
と言い残してフランスに帰りました。


僕たちは、その教えを守り地元の生産者達との輪を広げたり、
また無農薬自家菜園に精を出しました。

その後もたびたび僕にフランスに来るように要請がありましたが、
当時金銭的にあまり余裕がなくフランスで彼とワインを
飲むことができなかったのが心残りです。



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美肌の湯　白馬かたくり温泉
レストラン＆ホテル　トロイメライ
http://www.traumerei.jp/hotel_01.html
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