はいさい！「琉球ナビゲーター」の儀間です。

那覇空港から国道58号線を20分ほど北上した浦添市牧港にはいると、左手に大きなアイスクリームの看板があらわれます。
沖縄県を中心にアイスクリームを販売している「ブルーシール」の本店です。

ブルーシールの本店がこの地にオープンしたのは1963年でした。
県民や観光客に愛されてきたこのブルーシールの本店は老朽化などのために、建て直されることになりました。
併設の体験型施設「アイスパーク」は既に２月末で営業を終了しており、本店も3月末をもって閉店するそうです。
そして両施設とも同じ場所で2024年7月に新装オープンの予定です。
地域の象徴となっていた巨大なネオン看板は建て替えられたあとも残されるそうです。



ここでブルーシールについてちょっとご紹介しましょう。
ブルーシールの母体はアメリカのフォーモスト社ですので、ブルーシールの会社名の正式名称は「フォーモスト・ブルーシール株式会社」です。
それでは「ブルーシール」とはなにかというと、米国で優れた品質の酪農品に贈られる“ブルーリボン賞”の称号「ブルーシール」が由来です。
沖縄での営業は1948年うるま市の米軍基地内でスタートしました。
1963年には牧港の本店が完成し、「沖縄のアイスクリーム」として親しまれるようになりました。

現在では沖縄各地にも店舗があり、スーパーなどでも手軽に購入できますが、やはり一度は本店に足をお運びください。
カウンターなどアメリカンダイナーを彷彿とさせる雰囲気や豊富な関連グッツなど色々楽しめます。
最後に60年本当にお疲れさまです。
すべてのブルーシールを愛する人たちは2024年7月にまたブルーシール本店を訪れるのを楽しみにしています。