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沖縄の美術館巡り
更新 : 2025/2/17 21:06
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
私は旅行に行くとその土地の博物館や美術館を巡ります。
沖縄には県立博物館をはじめ各市町村の公立博物館は多くあるのですが、美術館は少ないように感じます。
今回はその美術館の特徴などをご紹介していきましょう。
まず、沖縄県立博物館・美術館です。那覇市のおもろまちにあります。
沖縄の城(グスク)の石垣をイメージした建物の正面から向かって左側が博物館エリア、右側が美術館エリアです。
美術館エリアの2階と3階に同館のコレクションが展示されています。
琉球王国が無くなり、沖縄県が誕生した以降の沖縄美術の流れを知ることができます。
戦前の作家(本土の作家も含む)による南国・異国を強く感じる作品からスタートして、
沖縄戦後にアメリカの文化が流れ込んできた影響と、それに対し沖縄の文化を強く発信する作品、
そして、多くの移民を海外に送り出した沖縄の特質を強く感じる作品が展示されています。
次は浦添市にある浦添市美術館。
以前に同館所蔵の葛飾北斎の「琉球八景」をご紹介しましたが、この館の特徴は琉球漆器に力を入れているところです。
琉球王朝時代、中国や海外との交流を通して琉球漆器は発達しました。
その逸品や琉球王国滅亡後、工芸品として米軍人や観光客のお土産として変容していく琉球漆器を知ることができます。
最後にご紹介するのが、宜野湾市にある佐喜眞美術館です。
私立の美術館です。米軍普天間基地に隣接する美術館です。
米軍基地の中に土地を持つ館長はその地代を使ってこの美術館とコレクションを整備していきました。
その館長の熱い思いを感じることのできる美術館です。
この館の中心にある作品が丸木位里、丸木俊の「沖縄戦の図」です。
沖縄のもう一つの姿を知ることができる美術館です。
いかがでしたか。沖縄の特徴ある美術館をご紹介しました。
沖縄観光のヒントになりましたら幸いです。
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