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「沼島」で国生み神話に触れる海上周遊体験!
更新 : 2017/3/9 15:58
日本の国土創生譚を伝える「国生み神話」。国土創生の神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が世界で最初に生みだしたのが「淡路穂狭別島(あわじのほのさわけのしま)」すなわち淡路島であるといわれています。
そんな淡路島には国生み神話ゆかりの場所が多く存在し、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が後に余生を過ごされたという住居跡に建てられた日本最古の神社であり、県の天然記念物に指定されパワースポットとしても知られている『夫婦大楠(めおとおおくす)』のある【伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)】や、神話中の「おのころ島」だとされる「おのころ島神社」など、島内いたるところで神話伝説の浪漫にふれることができます。
そんな神話伝説の残る淡路島屈指のパワースポットの一つ「沼島(ぬしま)」へ海上周遊を体験しに行ってきました!
沼島ヘは淡路島の「土生港(はぶこう)」より沼島汽船で約10分。(土生港へはホテルより車で約40分です。)
瀬戸内海国立公園の一部に属し、あわじ花へんろ第五十二番「花の札所」にもなっている周囲9.53kmの島です。ホテルスタッフ7名でチャーター船に乗り込み、沼島をぐるっと一周します!今回は沼島を左回りで回りました。
沼島をぐるっと半周程し、南淡路八景スポットに到着。そびえる大きな岩は沼島のシンボルともいえる「上立神岩(かみたてがみいわ)」です。
上立神岩は高さ約30mを誇り、その形から国生み神話にある天の沼矛のモデルとも、天の御柱のモデルとも言われています。岩の右下に立つ男性は、ホテルスタッフの植田さんです。身長は大体168cmということで、この岩の迫力が伝わりますでしょうか!
また、中央をよーくご覧ください。岩が「ハート型」に窪んでいるように見えませんか?
このことから、上立神岩は「夫婦円満」・「恋愛成就」のシンボル、パワースポットとして訪れる方も多いとようです。上立神岩はその他にも「地球の心臓」と呼ばれることもあるようです。
沼島ではトレッキング感覚で島内散策をお楽しみいただけるコースや、八十八カ所霊場を巡るコースなどがあり、おのころ神社、神宮寺、など様々なスポットの島内散策もおすすめです!
沼島の観光情報や「おのころクルーズ」の予約などは沼島総合観光案内所「𠮷甚(よしじん)」へお問い合わせください♪
沼島を成す岩々は直線的な切り立った岩が目立ち、地層のような地模様も見えるなどとても興味深いものでした。クルージングをしていて目に飛び込んできたこちらは「青磯」という沼島で最も大きいとされる岩です。全体が青いことが特徴で、近くで見るとこの写真よりももっと青く見えました。
うっすらとした紫や青色が綺麗な岩肌。沼島は、淡路島本島から4キロメートルしか離れていませんが、地質構造から日本中央構造線のきな断層が走っていることから、本島とは全く異なる結晶岩でできているそうです。
穴口と呼ばれるこちらは、古事記神話にある黄泉への入り口のモデルと言われています。ここで見られる海の色がとても青く、美しかったです。
「鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)」と呼ばれる珍しい岩石を見ることができるスポットへ。
ぐにゃぐにゃとしとした、木の年輪のような模様がご覧いただけますでしょうか?
1億年前の地球のシワ、と例えられる独特な模様が残るこの岩は、地殻変動の歴史を知るために世界的に貴重な資料とされています。
国生み神話ゆかりの地「沼島」は、歴史と信仰、国生み神話にまつわるパワースポットが豊富で、自然豊かな海や山で冒険気分を味わうことができます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
沼島の観光情報や「おのころクルーズ」の予約などは沼島総合観光案内所「吉甚(よしじん)」へお問い合わせください♪
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