松代大本営地下壕
更新 : 2017/7/4 23:37
先日、当ホテルから車で約30分で行ける
「松代大本営地下壕」へホテルスタッフで社会見学に行ってまいりました。
こちらは簡単にご紹介しますと、
第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦の最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省等をこの地に移すという計画のもとに、1年の突貫工事をもって、全工程の約8割が完成しました。
この建設には、当時の金額で1〜2億円ともいわれる巨費が投じられ、また、労働者として多くの人々が強制的に動員されたと言われています。
松代象山地下壕は、平和な世界を後世に語り継ぐ上での貴重な戦争遺跡として、多くの方々にこの存在を知っていただくため、平成元年から一部を公開しています。
とても印象に残りました。
重々しい空気が漂う中、冷気を纏った空間に足を踏み入れるとそこには、自分の足音だけがこだまする静寂の世界です。
結局この壕は使用されることはありませんでしたが、この松代大本営を中枢として連合軍に本土決戦に挑もうとしていました。
松代大本営が完成し、日本が戦争を継続していたら歴史はどうなっていたのでしょうか。
今はただただ平和な世界を祈るばかりです。
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