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四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ 首都圏最大級の混浴露天温泉のお知らせ・ブログ
毎日虫たちのお食事会♪秋の七草“オミナエシ”開花中
更新 : 2011/9/3 12:22
夏もそろそろ終わり間近ですね。
敷地内では、いよいよツクツクボウシが鳴き始めました。
お盆の後しばらく続いた暑さも雨とともに和らぎ、暦の上ではもう秋です。
車で8分程の森林公園では、秋の訪れを告げる“オミナエシ(女郎花)”の小さな花が、
雨あがりの陽の光を受けてキラキラ輝きながら咲いています。
そのなかを、虫たちが仲良く次から次へと夢中になって
飛び回りながら蜜を吸っているようすは、まるで楽しいお食事会のよう。
オミナエシは9 月中旬までご覧いただけるほか、ハギ、フジバカマなどの秋の草花も咲
きはじめ、近づいてくる秋を感じていただくことができます。
一足早く秋が訪れた森林公園がおすすめです。
全草を乾燥させて煎じたもの(敗醤)には、解熱・解毒作用があるとされる。
古くから歌にも詠まれ、『万葉集』には14首あり、
山上憶良(やまのうえのおくら)はこの花を秋の七草の一つに詠む…
鎌倉時代の僧宗碵(そうてい)の『藻塩草(もしおぐさ)』には、
平城(へいぜい)天皇(在位806〜809)の時代、自分の愛した男が別の女と結婚すると聞いて、
世をはかなんで川に身を投げたという女が脱ぎ置いた山吹(やまぶき)重ねの衣から、
女郎花が咲き出たとの伝説をあげているそうです。
このようにストーリに触れると、また違った見え方になりませんか?
お散歩がてらお出かけしてみては?