ホテルの周りで白い花がたくさん咲いてきました。最初はコナシか何かかと思っていたのですが、よく見てみますと稲の穂のようにふっくらと、細長い形をしていました。ウワミズザクラという花（樹）だそうです。日本全国にあるのですが、水気が多い場所を好むということで、水の山八ヶ岳にはぴったりの木なのかもしれません。

名前に「サクラ」とあるように、穂を形作る一つ一つの花は桜のような形をしていて、おしべがフワフワの綿毛のようにも見える、ちょっと不思議な感じの花です。ホテルの周りの散策路には目の前で見ることのできるサイズのものから、見上げるほどの大木まであります。

ちょうどホテルに入ってくる道沿いにありまして、結構目立つ木でもあります。花を見ていますと、穂の一つ一つは上を向いているのにウワミズ（上を見ない）という名前にちょっと疑問を覚えまして、調べてみましたら「水の上に浮かんで流れてくる姿」が象徴的だったことが名前の由来の一つとの事。ちょっと見てみたいですね。

入口周辺に植栽されているつつじたちも徐々に咲き出しました。今週末には咲きそろって、皆様をお迎えすることができそうですね。