本日東京では木枯し一番が吹いたというニュースが入ってきました。台風一過の今日は抜けるような青空と秋の暖かな日差しが指しているのですが、肌に感じる空気にはどこか冬の気配を感じさせてくれるものがあります。
秋の晴れ間を狙って本日は清泉寮からの富士山を撮ってみました。この場所は故ポール・ラッシュ先生がその生涯を捧げた清里開拓の場所で、ポール先生もこの場所から見える富士山をとても愛していたと言われています。広い裾野が見えながら左右に日本の百名山を従えるかのような富士の景色は、八ヶ岳から眺める富士山の代表的な風景ではないでしょうか。
まだポール先生がご存命だった頃、牧草地の奥にある木々はもっともっと小さく、より広い風景を楽しめたそうですが、今では木が大きくなりすぎて見えないモノも増えてしまったそうです。この紅葉終わりのこの時期には、木々の葉が落ちた関係もあり、夏よりも広い風景をお楽しみいただけます。紅葉だけではない、秋の八ヶ岳を楽しみにしてみてください。