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グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパのお知らせ・ブログ
★八ヶ岳南麓高原湧水群のご紹介★
更新 : 2022/5/3 16:00
今回は、ホテルから車で約20分圏内で行ける、『八ヶ岳南麓高原湧水群』をご紹介いたします。小淵沢にある『大滝神社』と長坂町小荒間にある『三分一湧水』です。
まず初めに、小淵沢町の『大滝神社』からご案内いたします。
大滝神社の地内に、木をくり抜いた樋口があり、木の水路から流れ落ちる清涼な水や、神社の木々の青々とした新緑が大変美しかったです。この神社の境内には、湧水の水を使用した山葵畑がありました。
清らかな水のせせらぎの中、山葵畑を飛び回るモンシロチョウを眺め、気持ちがとてもリラックスできました。
こちらの大滝神社の湧水は、昭和60(1985)年、三分一湧水とともに「八ヶ岳南麓高原湧水群」として環境省の名水百選に認定されました。
現在でも水田の灌漑(かんがい)用水、ニジマスの養殖に利用されています。
まずは神社に参拝ですね。
参拝する際、上部のしめ縄部分の左右に、木彫りの狛犬が鎮座していました。
大滝湧水は、標高約820mのところに湧出し、日量22,000t、水温は一年を通して12℃とされています。
水も透き通っていて、ひんやりとした空気が漂っていました。
大滝神社の大滝湧水公園に車を停める場所もございますが、山梨県道608号(長沢小淵沢線)側から神社への参道があり、中央本線の下をくぐります。明治37年の開通時に築かれたレンガ造りのトンネルがあり、大滝神社へお越しの際は、ぜひこちらもご覧ください。
続いては、日本名水百選にも選定されている名水のひとつ『三分一湧水』をご紹介いたします。
諸説ありますが、武田信玄公が、農民の水争いをなくすため、下流の三つの村に農業用水を三等分するために造ったと伝えられています。
三分一湧水の駐車場横には、いくつも屋外にテーブルと椅子が設置されており、ワンちゃん連れの方や、お食事をされている方がいました。晴れた日には、外の新鮮な空気を吸いながらベンチで一休みするのも一興ですね。
三分一湧水館の『そば処三分一』と『三分一湧水 直売所』の間に女取(めとり)湧水を水源とした飲料水を供給していました。飲料水としてすぐに召し上がるのがおすすめです。汲んでいかれる場合には、煮沸することをお勧めしていました。
三分一湧水館から三分一湧水を通り上に登っていくと『三分一湧水児童公園』があります。
大型遊具を始め、タイヤブランコなどもあり、お子様も十分楽しめる環境となっています。
ホテルへお越しの際は、是非三分一湧水へも足を延ばし、八ヶ岳の自然をお楽しみいただければと思います。
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