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9/19は大吟醸『獺祭』が由来する正岡子規の命日!
更新 : 2023/9/22 8:36
◆青島・渚の交番から見る今日の日出は5時59分38秒◆
今日9月19日は
『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』
の俳句が代表作の俳句である
俳人・正岡子規が1902年に亡くなった日。
正岡子規は晩年、『獺祭書屋主人』と名乗っていたため、
その命日(忌日)は
獺祭忌(だっさいき)と呼ばれます。
獺祭(だっさい)といえば、山口県岩国市の旭酒造(株)の銘酒・大吟醸が思い浮かびますが、『獺』とはカワウソのことです。
ここで蘊蓄をひとくさり!
かつて中国において、カワウソは捕らえた魚を並べてから食べる習性があり、
その様はまるで祭祀を行い、天に供物を捧げる時のようであることから
『獺祭魚(だっさいぎょ)』=『獺魚を祭る(たつうおをまつる)』という故事が生まれました。
そして、後世、唐代の詩人・李商隠が、尊敬する詩人の作品を短冊に書き、左右に並べ散らしながら詩想に耽り、自らを『獺祭魚庵』と号したことから、『書物の散らかる様』という意味が転じました。
満34歳の若さで亡くなった子規は、死を迎えるまでの約7年間を結核を患って過ごしましたが、寝返りも打てないほどの苦痛を麻痺剤で和らげながら、俳句・短歌・随筆を書き続け、病床を訪れた後進の指導をし続けました。
そんな子規は『獺祭書屋主人』という別号を用いたりしています。
病臥の枕元に資料を多く置いてカワウソのようだといったわけです。
そのため子規の命日の9月19日を獺祭忌(だっさいき)と言う訳です。
それでは『獺祭忌』以外に
本日9月19日にまつわるトピックスをご紹介します!
【苗字の日】
1870年のこの日、戸籍整理のため、太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許された。しかし、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったため、1875年2月13日に、全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられた。
【独立記念日/セントクリストファー・ネイビス】
1983年のこの日、中米の島国・セントクリストファー・ネイビスがイギリスから独立した。
【毎月19日】
トークの日
食育の日
シュークリームの日
松阪牛の日
クレープの日
★本日の歳時記です。
★今日もいいお天気が続くようですね!
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