宿番号:311252
香住 なごみの香風の宿 さだ助のお知らせ・ブログ
はじめまして!
更新 : 2020/5/8 17:01
段々と陽が温かくなり、気分も穏やかに、心地よい日が増えてきましたね。
皆さまはじめまして、私、タキモトと申します。
4月よりさだ助のフロントにて働かせていただいております。
まだまだ至らないところばかりですが、遠くより足を運んでくださる皆さまをおもてなしできるよう精一杯勉強中です。
さて、話は4月の下旬。
当館の常連様、このブログを読んでいただいている方はご存じでしょうが、さだ助では農業にも力を入れて取り組んでいます。田んぼでお米を作ったり、梨づくりをしてお客様のお食事に提供しています。
新入りの私はビックリです。そんなことまでしているの。
女将が案内してくれるというので車に乗り込み出発しました。
車はどんどん山の中へ進んでいきます。
道も次第に細くなり軽自動車1台がギリギリ通れるほどになりました。
さながら「ポツンと一軒家」のよう。
何度もカーブを曲がりどこをどう向きに向かっているのかさっぱりわからなくなったころ到着。
車を降りてみるとそこには・・・
梨の木畑が山の斜面いっぱいに広がっているではありませんか!
初めて梨山というものを訪れましたが、壮観!です。
ほ〜っと感心しながら景色を眺めていると、せっかくだから受粉作業体験もしてみたら?
ということでチャレンジしてみました。
花粉の入った小瓶を首から下げて、綿毛のついた筆で花粉を花のめしべにポンポンとつけていきます。
うーん、付いたのか付いていないのかわからない。
目では見えずらい、というか見えないので感覚です。
そして梨の木は1本の幹から枝が何本にも分かれ、その先に花が5つほど咲いています。
その内の2つか3つに受粉させなければいけません。
全部に付けてしまうと実が栄養を取り合って大きく育たないのだそうです。
こっちの枝の花には付けたっけ?あれ?5つのうちどこまでつけたっけ?
途中からわからなくなってしまいそうになりました。
そんなこんなでなんとか1本の木の受粉が完了しました。
これをあと何本やるの…
と言いたくなるようですが、こうやって実際に体験してみることで普段食べているもののありがたみであったり、おいしさのヒミツみたいなものがわかるのではないかと思い、機会があればいろいろなことを体験してみたいなと思っております。
ということでタキモトの初めての体験レポートでした。