正月の忙しさが一段落してほっとしたのか数日前から多少風邪気味
鼻水にとどまらず喉と耳に来た
プールのあとの耳から水が出ない、あの感じのプクプク
しょうがないので医者までひとっ走り

待合室から、中待合室へと通されるとお医者さんと患者さんの会話がいやでも耳に入る
「先生、それ、痛いですか．．痛いと気絶する体質なので、痛く無いようにお願いします」
「．．．　．．．　．．．えっ？．．．気絶しても大丈夫ですよ．．．病院ですから」
「．．．でも、気絶したら痛くないですよね．．．痛いのは、気絶する前なんですよね」
「えぇ、まぁ．．．　．．．いきますよ．．．」
「ぎゃーーーーーーっっっっ」
待合室の子供たち、一斉に恐怖の表情で冷凍保存

というのはウソで、でも、「ぎ゛ゃーーー」の前まではホントの話
声の主は中年のご夫人

診察室と中待合室を区別する一枚の薄いカーテン
病名の付いた患者とこれから病名の付く患者予備軍
カーテン一枚で世界がまるで違うのです
カーテン越しに聞こえる話と
カーテンから出てきた人とのミスマッチが妙に面白いのであります

私は幸い風邪からの中耳炎ということで
鼓膜に穴あけ、要らないものを吸い出して至極すっきり
無事帰還しました．．．．．