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宿番号:311615

里山の時と流れに身を任せ、ゆったりほのぼのふれあい湯治。

川渡温泉 (鳴子)
古川ICを降りたら、国道47号線を鳴子方面へ約45分

東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 目覚めた時に寄り添うなにか.....

    更新 : 2011/1/24 21:20

    「異能」をテーマにしたテレビ番組を見た。

    突拍子も無い発想で既存の概念を覆し、その事業化によって、生活の根底をも覆しかねないというものだが、紹介された若い人たちの共通点が、組織に馴染めないはぐれ者ということが気を引いた。
    彼らにとっては、全体への拒否、或いは違和感が、はぐれ感を増幅するエネルギーになっているのだろうと思う。

    手前味噌になるが、9年前に打ち出した温泉療養プランの根っこも、全体の流れに対する拒否だった。
    観光一辺倒の地域づくりを見直し、温泉力を前面に出すことで健康を取り戻す環境を整え、合わせて地域の復元を望むというものだが、元はといえば湯治場だったところに、湯治の湯[と]の字さえ見えなかったことに対する違和感がエネルギーになっていたように思える。

    だが現在は、諸事情で休止状態。
    発案した身になれば、産声を上げた児に乳を十分に与えることの出来なかった悔しさで、夜中に目が覚めることもあるくらいなのだが、そのたびに、「諦めさせない何かが、身近にある」という想いも過る。
    まだまだ、終わってはいないということなのかもしれない。

    また、温泉を見せる..というプランも少し手をつけただけで完成の日の目は見ていない。
    温泉の生成を考えながら地上から脈をなぞることで、地域間の違いを目の当たりにし、その発見に遊ぶというものだが、一部手をつけただけで残りはまだまだだ。
    掘削や地質、文化風俗、更には歴史の専門家の知恵を拝借し、鬼首から川渡に至る温泉脈の探訪プランも、いつかは完成させようと思っている。

    夜中に目を覚まさせるだけの思いの強さに、どう対応すれば良いのか...
    また、「喜萬」と仲良くなりましょっか...ね。
    諦めない力..付けるためにも.....

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