宿・ホテル予約 > 宮城県 > 鳴子・大崎 > 鳴子・大崎 > 東五郎の湯 高東旅館のブログ詳細

宿番号:311615

里山の時と流れに身を任せ、ゆったりほのぼのふれあい湯治。

川渡温泉 (鳴子)
古川ICを降りたら、国道47号線を鳴子方面へ約45分

東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 何故か..柴又  やっぱり、柴又

    更新 : 2011/2/6 20:34

    云わずと知れた、葛飾柴又..寅さんです。
    東京タワーに柴又葛飾..完全オノボリサン状態なのであります。
    しかも、誰の目をはばかることなく堂々とオノボリしてきました。

    若い頃、田舎の友達と電車の中で話す時でさえ慣れない東京弁でしたが、
    もう、田舎言葉丸出しで、スカイツリーが窓から見えればはしゃぎだし..ハイ、一枚..
    隅田川のワラジムシのような船が見えても..ハイ、一枚と、
    修学旅行の東京見物そのものでした。

    田舎出であることにコンプレックスを感じ、喋りたくないと思いながらも口を突いて出てくる東京弁に、思う存分敵討ちしてきた...という感じなのです。

    それにしても、どうして寅さんは、柴又なのでしょうか。
    六本木でなく、歌舞伎町でもなく、ましてや銀座でもない..何故か柴又..
    宿題を出されたような気分なのです。
    帝釈天に笠智衆さん..寺男には我次郎さん..
    映画の登場人物が実生活の中に紛れ込んでいるような気が、何故かするのです。
    これも、宿題です。

    実は、渥美さんと一度お仕事が一緒でした。
    出を待つ間の渥美さんは、実に物静かな方で、
    共演者と騒がしく話すこともなく、静かに目を閉じてイスに座っていました。
    それが本番になると自由奔放に笑いを放出する..
    柴又を歩いて、その落差が蘇ってきました。

    もう、寅さんは居ませんが、
    寅さんコピーやオイチャンコピーがいっぱい居て、
    旅から戻る人、優しく待つ人がいっぱい居て、
    ゴチャゴチャした人間関係も、帝釈天に手を合わせれば一気に解決、
    とらやのお団子腹いっぱい食べて今日も元気に、
    お空の上から寅さんニコニコ見ているよ...
    そんな想いが自然に沸く場所としての柴又なのでしょうか...

    郷愁なのかもしれません...
    生まれたところで生活しながら云うのも変ですが、
    故郷と呼ばれるこの地で暮らしながら云うのも変ですが、
    人の人に対する郷愁..なのかもしれません.....




宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。