宿番号:311615
やるせなさ 蠢いて
更新 : 2020/5/27 1:57
気が付けば 痛み
低下し続ける思考
淀みの中への止め処ない沈殿
同類の騒めき
凡そ生まれるモノの無い世界の増幅
淀み蠢き囁き続ける雑然とした秩序
入り口の心地よさと脱出不可能出口消滅
そうして ひとは消えた
要らない
何の必要で産んだのか
人の中の人の部分を獣にするすっぽりと手に収まるあの機械
子供からお年寄りまですっぽりと嵌るあの機械
白い紙に鉛筆で気持ちを託した時が確かに在った
それで事足りたときが妙に懐かしい
人の進歩とは
For what purpose?.....