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宿番号:311615

里山の時と流れに身を任せ、ゆったりほのぼのふれあい湯治。

川渡温泉 (鳴子)
古川ICを降りたら、国道47号線を鳴子方面へ約45分

東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 人は皆

    更新 : 2025/1/12 2:39

    人は皆、大概の年になると、背中に思い出袋を担ぐようになります
    丁度、小学校の入学式に背負った真新しいランドセルのように

    年をとるにつれ、たくさんの思い出を詰め込んで、思い出袋の底が破けそうになることもあります
    大事な思い出がこぼれないように、人はこぼれそうな言葉を掬い取って丁寧に紡ぎます
    紡いだ言葉は光を放ち、人の心に届くのです
    それが、詩です
    詩は、大事な思い出の鎧になって、袋の中に仕舞った思い出を守ってくれます

    若い人は、これから思い出をいっぱい作ることでしょう
    思い出袋にも、まだまだ空きがあります
    ひとつ年を取り、二つ年をとって、たくさん年をとると、思い出袋がだんだんと重くなります
    そんな時、袋の中の思い出を取り出して、掌の平に載せて話しかけて下さい
    “まだ、袋の中に居る?”
    耳を澄まして、思い出の言うことを聴くのです
    “もう、いいよ”と聞こえたら、袋から取り出して遠くの山に埋めるのです
    “まだ、居たい”と聞こえたなら、大事に育ててください、あなたの心の中で
    それは、あなたの心を優しく包み、あなたが消えても、人々の心に生きるのです

    そんな思い出が人と人をつなぐとき、素敵な世界が生まれます
    心の中の美しさが輪になった世界
    人は、言葉でその世界を築くことが出来るのです
    今まで以上の、ちょっとした勇気を持ちさえすれば 

    ちょっとした勇気で良いのです.....

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