宿番号:311615
東五郎の湯 高東旅館のお知らせ・ブログ
キャリフォーニアの青い空
更新 : 2025/2/19 2:58
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天から降ったように、ある日突然、我が家に舞い込んだディットン66
正確には、セレッション66 スタジオモニター
驚いた
こういう鳴り方もありなんだ...素直な第一印象だった
音が美しい..低域の響きがとろける様に音楽全体を包み込み、何時まで聴いていても飽きが来ない
まるで、マグロの大トロを一切れつまんで口に入れた感覚
そして、迫りくる力強さが、耳に届くうちに自然な優しさに変わり、尚且つ、明確な音の輪郭と表現力豊かな余裕ある響き
圧倒された
こんな風に書いていると、まるでオーディオ評論家にでもなった気分..には全くなっていない
なる気もないし、なれるほどの知識、経験もない
直感で、良いスピーカー、良い音、これまでに出会ったことのない音空間と、感じているだけ
この、“出会う”というのも、多くの機材を集める要因になっているのではないだろうか
そして、“音空間”
聴いている自分を包み込む音楽的空間
どうせ包み込まれるのなら、心地よく包まれたい
だから、もっといいものがあるのでは..と思ってしまう、金もないのに
音楽である
音を楽しむのである
音マニアは、純粋に音楽を楽しんでいないとよく言われるが、
楽しむための環境を自分の財布の範囲内で構築することも、あってもいいのではないだろうか..
良い音で、アーティストを楽しむために...そして、知るために
よく言われることに、“オーディオよりも、音楽好きの方”と云うものがある
これは、完全に間違った捉え方だと思う
音楽が嫌いで、オーディオに凝っている人を、嘗て、私は知らない...
性懲りもなく凝るのも、音楽好きなるが故に..なのである.....