岡山建物紹介『岡山大学医学部正門他』
更新 : 2019/12/22 15:00
間もなくクリスマスが近づいております。
皆様、ご予定はありますか?
今回の岡山建物紹介は国の登録有形文化財でもあります、「岡山大学医学部正門(旧岡山医科大学正門)」と「岡山大学医学部門衛所(旧岡山医科大学門衛所)」を中心にご紹介いたします。
正門は1922(大正11年)の建築で、照明を含めた高さは3.6m、間口は6.2m、脇の支柱の高さは2.6mあります。
基礎部分は花崗岩、柱心は赤レンガの小口積であり、柱頭部分には印象的なデザインが施されています。
正門入って右手にある門衛所は、こじんまりとした寄棟造の平屋建の六角形の建物です。
街中にこの様な建物が残っているのは、ここが歴史のある大学ならではのことでしょう。
皆様のちょっとしたタイムスリップ感覚を味わってみて頂ければと思います。
【所在地】
岡山市北区鹿田町2-5-1
国立大学法人岡山大学内
小さな門衛所と正門が並んでいる佇まいは、時代を超えていい表情をみせています。
大正時代の医学生はこの門を潜って大学に通い、医師になる夢を叶える為に日夜勉学に勤しんだことでしょう!
門衛所の前に登録有形文化財の案内プレートが建っています。
門を入って右手には、昭和初期に建てられた建物が残っており、歴史のある大学の姿が垣間見れます。
いい味出してます。
出来ることなら、こんな古い西洋建築の学舎で学びたかったものです。
古い建物の隣には、非常に先鋭的なデザインの建物がありました。
これが意外とマッチしています。全然違和感がありません!