国鉄キハ１８１系気動車は、国鉄が開発・製造・保有した特急形気動車の1系列です。１９６８年から１９７２年までに１５８両が製造されました。
キハ８０系の車体構造を折衷する形開発された車両ですので、写真を見て頂ければ、気動車としての特急車両としては、全国どこでも見られたと思います。
城崎温泉を通る特急は、山陰本線が電化になるまでは、「あさしお」「はまかぜ」「まつかぜ」でしたが、すべてキハ１８１系気動車でした。
１９６８年に導入ですので、私が生まれた年が１９６９年で、ちょうど１年前。
今までの人生ずっとつきあってきました。

地元では、新型車両を望む声が多く、ＪＲ西日本さんとしても、整備面、スピード面からも別の車両に置き換えを進めていました。
なんでもかんでも新しくなる世の中で、古いものに価値を見いだすことの必要ですし、歴史ある車両であることをＰＲすれば、最後のキハ181系気動車「はまかぜ」を選らんで乗ってもらえるのでは。そんなことをＪＲ西日本の方に訴えてきました。

来年春、３月にラストランをするようですが、最後は殺到すると思いますので、今から「はまかぜ」に乗っての旅行を計画されては如何でしょうか。

(城崎温泉・旅館／千年の湯古まん・権左衛門公式ブログより引用　5/6)