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宿番号:311883

城崎温泉開湯の宿。創業1300年を超える日本屈指の老舗宿

城崎温泉
JR城崎温泉駅下車 無料送迎バスで5分(旅館組合共同バス利用)

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    優待入浴券・・城崎温泉敬老者

    更新 : 2011/5/21 13:18

    無料で入浴できる優待入浴券が城崎温泉には存在します。
    城崎地域住民で69歳以上の方に発行されます。
    また、4月15日に養老会が開催され、それに参加することが出来ます。
    それら経費はすべて温泉を管理している城崎町湯島財産区の経費でまかなわれます。

    その養老会は、城崎温泉が、久美浜代官所の支配下にあった1781年、当時の代官塩谷大四郎の勧めにより行われたのが最初です。
    それ以後養老会は、現在も続いており今年で229回目になるようです。

    塩谷大四郎さんは、幕臣で、今で言う中央官僚が地方機関に出向で赴任したようなものです。
    各地に赴任され、荒れ地を開墾し、農民生活向上のため水路・道路開発事業に携ったり、「聞驚津計子(きいておどろくつけこ)」と「孝行和讃」を著し、村々に配布し村民の教育に尽力した。また、福祉にも力を入れたとされている。
    非常に人格者であったと思われます。

    以前のブログで一の湯について触れた際、香川修徳さんが1728年に「一本堂薬選」を著し、海内第一泉、つまり日本一の温泉と絶賛しました。
    これがきっかけに、日本中で城崎温泉の効能の良さ、また城崎温泉自体の知名度が一気にあがります。

    湯治客で潤った城崎温泉は非常に裕福であったと思われます。
    また、代官所は関税のようなものを徴収していたらしく、地域の財政も恵まれていたようです。
    (代官は普段は江戸に居て、実際の代官所は町衆で運営していた)

    お年寄りを大切にする気質はもともと強かったのでしょう、そうしたところから養老会が始まって、その敬老精神は未だに続いています。

    画像の優待券は、今年92歳の当社会長のものです。

    (城崎温泉・旅館/千年の湯古まん・権左衛門公式ブログより引用 6/21)

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