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城崎温泉 千年の湯 古まんのお知らせ・ブログ
高野山で結縁灌頂
更新 : 2011/9/16 16:10
先日、城崎温泉守護の寺温泉寺の甘露会で、高野山本山参りに行きました。
今回高野山へ行く目的は、結縁灌頂を受ける為です。
城崎温泉からは、温泉寺住職、副住職とその他6名です。
その6名の内5名が旅館関係者というあたりは、城崎らしいところです。
結縁潅頂(けちえんかんじょう)とは、仏様の世界を表す曼荼羅に向かって華を投ずることにより、仏様と縁を結ばせていただき、阿闍梨様から大日如来の智慧の水を頭の頂より注いでいただくことによって心の中に本来そなわっていらっしゃる仏の心と智慧を導き開く儀式です。
高野山で最も厳格な儀式の一つだそうです。
高野山の金堂伽藍で行われます。
お堂の中で、説明を受け、目隠しをされます。
目隠しのままで、僧侶の誘導のまま進みます。
その間、何が行われているか全くわかりませんが、多くの僧侶の読経が響きわたります。
指の先に華(葉っぱ)を持ち、指示があって投げる。
ここでやっと目隠しを取ります。
すると、金剛界曼荼羅図のど真ん中の大日如来の上に華が落ちていました。
つまり、大日如来と仏縁が結ばれた瞬間です。
その後、阿闍梨様から頭に水を注いで頂き、鏡を見せて頂きました。
仏の心と智慧が導きだされたということです。
鏡に映った自分の顔が大日如来に見えました。
体感してみて、本当に大がかりな儀式でした。
(城崎温泉・旅館/千年の湯古まん・権左衛門公式ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/hiuke/より引用 10/9)
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