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牧ノ戸温泉 -九重観光ホテル- 自家源泉のある山麓の宿のお知らせ・ブログ
くじゅう…つれづれ 『ラムサール条約』登録のお話
更新 : 2010/2/15 17:28
くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原の『ラムサール条約』登録のお話
2005年11月くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原が『ラムサール条約』に登録された
ことをご存じでしょうか。当時、テレビや新聞でも盛んに報道されましたの
でご記憶の方もあるかと思います。
この『ラムサール条約』は、湿地の保全と賢明な利用を進めるための国際条約
です。簡単に言えば、地球に残された『湿地』という生態系を守る国際的な
約束であり、1971年にこの条約が採択されたイランの町の名前をとって
『ラムサール条約』と呼ばれています。
『くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原』と『野焼き』
『湿原』とは草原が森林に変化していく際の一過程ですが、九重ではこの
森林化を防ぎ、『湿原』に生息する500種以上の貴重な植物を守るために
毎年春に『野焼き』が行われています。
実はタデ原湿原の野焼きは永らく途絶えていましたが、1998年頃より再開
され、湿地形態が維持回復されたことが、ラムサール条約認定に大きく寄与
しました。坊がツルも同様の経過をたどっています。
「九重の自然を守る会」や「飯田高原観光協会」「環境省」の地道な取組みが
実を結び、この湿原が『ラムサール条約』に登録されることになりました。
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