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日光古河橋と那須神社が重要文化財に答申されました。
更新 : 2013/10/23 11:50
国の文化審議会は18日、日光市足尾町赤倉道下の古河(ふるかわ)橋と大田原市南金丸の那須神社の本殿と楼門(ろうもん)を重要文化財(建造物)に指定するよう下村博文文部科学相に答申した。今回の答申により、県内の重要文化財(建造物)は39件となる。
県教委文化財課によると、古河橋は明治23(1890)年、足尾銅山施設の近代化の一環で、渡良瀬川に架設されたドイツ製の鋼製トラス橋。足尾銅山の近代最初期の施設の中で、ほぼ完存する唯一の遺構で、歴史的価値が高い。
那須神社は古くから金丸八幡宮として武家の崇敬を集め、那須与一が戦勝祈願したとも伝わる。中世末期から黒羽城主、大関氏の庇護(ひご)を受け、現在の本殿は寛永18(1641)年ごろ、楼門は同19年、3代大関高増(たかます)により再建された。本殿は三間社(さんげんしゃ)流造(ながれづくり)で彫刻や彩色で華やかに装飾、楼門は禅宗様を基調に全体を彩色や絵画で装飾。中世と近世の特徴を併せ持つ神社建築として価値が高い。
本殿と楼門は昨年までの調査で江戸時代初期の建築であることが判明した。
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