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神在月の出雲 大社参りの前に知っておきたいこと
更新 : 2016/11/10 11:03
旧暦の10月、すなわち今になおすと11月は全国の神々が出雲に集まる神在月です。
期間中は様々な神事がとり行われ、厳かな神事を一目見ようと多くの方が訪れます。
縁結びの社として名高い出雲大社はほかの神社とは参拝の作法が異なることでも有名です。
そこで今回は出雲大社参拝の基本的な作法をお教えいたします!
まずは正式な参拝ルートから。写真の正門鳥居が入口です。わかりにくいことはありませんが、お車でお越しの場合は、駐車場から少し離れているので、どうしても神楽殿の方から入ってしまいがちになりますが、正規の参拝ルートはこの正門鳥居からです。
正門鳥居をぬけて進むと、右手に、心身を祓い清める神を祀っている「祓社」があります。まずはここに参拝をします。
祓社の参拝を終えたら、祓橋を越えて、両脇に立派な松の木が並ぶ参道を歩き、次にあるのは手水舎です。
ここでのお清めは、柄杓にすくった水で左手・右手の順で清め、次に左手に水を受けて口をすすぎます。その後もう一度左手を清めて、柄杓に水を貯えたまま、柄杓を立てて柄の部分を洗い清め、柄杓を元の位置に戻して完了となります。
そしていよいよ本殿へ!しかし直接本殿への参拝はできないので、手前の八足門の前で参拝となります。
出雲大社の拝礼は「二拝、四拍手、一拝」で行います。
神前に立って御賽銭を入れた後、二回お辞儀をし、右手を少し下にずらして四回手のひらを打ち合わせます。手と手をずらすのは、指と指の節が合う「節あわせ(不幸せ)」にならないようにするためなんです。
最後に一回お辞儀をして、これで拝礼は完璧!
以上が出雲大社の正式参拝ルートとなります。
ちなみに11月は縁結びについて神様が集まって会議をされているということもあり、会議の邪魔になる大きな音を立てる行為は控えるという作法があります。
拍手の際も音を立てないよう静かに行えば完璧です!
知っておいて損はない、出雲大社参拝作法。正しいお参りをすれば、ご利益もさらに増すかもしれませんね!
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