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流辿別邸 観山聴月(かんざんちょうげつ) のお知らせ・ブログ
青根温泉計画
更新 : 2015/4/20 8:10
川崎町は本年度、青根温泉に新たな駐車場を整備する。駐車場不足を解消し、観光バスの駐車スペースも確保することで観光客の受け入れ態勢を整える。
駐車場は共同浴場「じゃっぽの湯」の道路向かいで、青根温泉のシンボル「青根洋館」のすぐ北側約1700平方メートルに設ける。バス3台と乗用車21台、障害者用2台分を確保し、公衆トイレも設置する。バスが駐車しない時は乗用車用に開放する。
東側は眺めを生かして展望スペースとする。案内看板を建てるほか、将来的には足湯の設置も検討する。
洋館北側は現在も駐車場として利用しているが未舗装で、雨天時などの対応が課題となっていた。町地域振興課は「周遊できる観光地として整備し、地域の活性化につなげたい」と狙いを話す。
青根温泉は、仙台藩祖伊達政宗が湯治場として利用したとして知られ、江戸時代には伊達氏の御殿湯が置かれた。明治以降は与謝野鉄幹、晶子夫妻や芥川龍之介、川端康成、山本周五郎ら文豪たちに愛された。