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伊達政宗公と松島 其の4「陽徳院」(愛姫)御霊屋
カテゴリ:その他 2012年6月22日(金)〜
更新 : 2012/6/22 16:31
写真:陽徳院御霊屋(ホテルより徒歩10分)
伊達政宗公の正室陽徳院田村氏愛姫(めごひめ)1568〜1653年の墓堂で、万治3年(1660年)に政宗公の孫にあたる網宗公により瑞巌寺に隣接する陽徳院に造営されたもので、宝形造・銅板葺、9尺(7.72m)四方の周囲に手すり付きの回廊を廻らし、正面に向拝と階段を備え、内部には金箔が張り巡らされ豪華絢爛な墓堂。中には念持仏と政宗公と愛姫さま夫妻のご位牌が安置されています。
陽徳院は日頃は一般公開されておりませんが、国宝瑞巌寺本堂ほか七棟の建造物の大修理の期間(平成28年3月頃まで)、瑞巌寺を完全には拝観できない期間中に国宝庫裡及び陽徳院御霊屋が特別公開されております。
政宗公の正室愛姫さまの墓所は景勝地・松島にありますますが、政宗公の墓所は仙台市青葉山(青葉城)より望む広瀬川を挟む向いに位置する丘陵地にある経ヶ嶺1636(寛永13)年、政宗公の遺命によりその翌年に造営された御霊屋が瑞鳳殿に再建されております。
瑞鳳殿御霊屋と陽徳院御霊屋の造営された二つの墓堂の豪華絢爛な造りは夫妻の華麗な、いにしえのみちのくのロマンと歴史絵巻に触れたような思いに駆られます。
歴史の町「日本三景・松島町」とみちのくの拠点「仙台市」を訪れる歴史の旅はいかがでしょうか。