宿番号:312899
別所温泉 南條旅館のお知らせ・ブログ
夏の朝は“京都仕込みのお粥”で始まる極上の一日を
更新 : 2025/7/23 21:22
お客様からもご好評をいただいておりました、ご朝食で提供させていただいていた薬膳粥。
鶏ガラの出汁をとった中華風なお粥でした。
これはこれでとてもおいしかったのですが、今回このお粥をリニューアルしました。
新しく就任した関料理長は、京都の老舗料亭でお粥の奥深さを学びました。
その技術を活かし、長野産米の中でも特に評価の高い「風さやか」をしっかり味わってもらえるようなお粥としてリニューアルいたしました。
「風さやか」は長野県が13年かけて育成したオリジナル品種で、すがすがしい香り、しっかりとした旨味と甘み、バランスの良い粘りが特徴です。
まずはその豊かな米の味を存分に味わっていただくため、塩や出汁さえ加えず、まさに“米そのもの”を味わうプレーン粥からスタートします。
【一膳三変化!風味と楽しみの広がる味変体験】
1.プレーン粥:まずは何も加えずに。もちっとした「風さやか」の粒感、口の中でほのかな甘さがじんわり広がる瞬間は、朝の体にそっと寄り添います。
2.べっ甲餡(甘じょっぱい餡):甘み×うま味=心地よいアクセント。朝から少し贅沢したい方には、上品な甘さがクセになります。
3.手作りジャコ(ちりめん山椒風):どこかピリリとしたアクセントと海の香りが加わり、最後はしっかりと食べごたえのある味に仕上げます。
これらの味変は、京都修行の「引き算と足し算」のバランス技術。プレーン→甘味→旨味と、だんだんと深まる味わいは一度体験するとやみつきに。
朝から重たい朝食ではなく、胃腸にやさしいお粥が夏バテ気味の方にもぴったり。
べっ甲餡やジャコは塩分や旨味をプラスしつつ、油っこさは控えめ。体の中からすっきり目覚める健康的な朝の一皿です。
「風さやか」は、"すがすがしい清らかな空気の中で育てられた"ことを名前に込めた、まさに長野県を象徴するブランド米。
朝ごはんに適したあっさりした粘りと、冷めても甘み・旨味が失われにくい特性があり、旅館の朝粥には理想的。長野の夏朝にぴったりの優しさと洗練された味わいが魅力です。
通常は白いご飯をご用意しますが、朝がゆをご希望の場合はプラス550円でご用意させていただきます。
どうしても旅館の食事は夕食に目が行きがちですし、私たちも夕食をアピールしがちですが、こだわりの朝食メニュー朝がゆを是非ご賞味ください。
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