先日　富山方面からお越しいただいたお客様です。

ご予約のお電話を頂いた際に　女性8名
どうしても　1部屋でお休みになりたいとのご希望でした。

当館は　スタンダードのお部屋は　10畳+4.5畳で
とても　8名様お休みいただくことができませんので
2部屋でのご用意とご了承を頂いてのご予約でございました。

ご予約の際にとても残念そうにお電話を切られたことが気になっていたところ
当館では一番贅を尽くしたﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰｽｲｰﾄﾙｰﾑの『聚楽の間』のキャンセルが入り
ここならば　127平米で8名様でも　ゆったりとお休みいただけます。

あのお電話での会話が忘れられず、特別に『聚楽の間』に
ご宿泊いただくことに致しました。

ご宿泊当日　大きなお荷物と　何やら楽器の入ったケースがたくさん。
実は　このグループは大正琴のサークルで
今回広いお部屋を用意してくれたお礼として　
演奏してくださるというのです。

会場はシアタールーム、素敵な衣装に着替えられ　演奏が始まりました。
正直　大正琴のイメージはお年寄りが趣味で楽しむもの。。。
などと思っていましたがとんでもない。

素敵な音色が奏でる曲は　童謡から長唄まで
特に勧進帳は鳴り物の音まで入り　これまでとは全く違うイメージで
うっとり致しました。

本当に心ばかりの気持ちに　このようなすばらしい演奏をお聞かせいただき
亭主冥利に尽きるひと時でした。

ありがとうございました。