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延命館のお知らせ・ブログ
「大膳楠」を」ご存知でしょうか
更新 : 2019/4/10 11:45
原鶴温泉入り口付近国道386号線沿いの香山側にクスノキの大木が2本立っています。
これが「大膳楠」と名付けられ樹高20m、樹齢は340年余の福岡県指定天然記念物で、寛永9年(1632年)に黒田騒動をおこした黒田藩家老の栗山大膳にちなんだ伝説が遺されています。
『筑前國續風土記』によると400年ほど前、この辺りは香山の淵で大きな池があり、大膳が旅人に悪さをする大亀(池の精)を村人に嘆願され退治した直後、激しい雨が降って山の半分は崩れ、茶屋と民家は泥の下へ埋まってという大災害にも耐えたクスノキは延宝7年(1679年)に火災で焼失、現在の「大膳楠」は焼けた根本より奇跡的に出芽して育ってものと云われています。
原鶴温泉へお泊りの時はいにしえの歴史に思いをはせ縁起の良い夫婦松を眺めるのも一興です。
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