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延命館のお知らせ・ブログ
”麻底良山はパワースポットです”
更新 : 2018/12/11 15:18
昨日は麻底良城址を紹介しましたが、実はその主郭には麻底良布神社が祀られ鎮座しています。
その縁起は古く、延長5年(927年)に定められた延喜式神名帳に「上座郡麻底良布神社 小一座」と登録されており、『日本書記』には斉明天皇7年(661年)百済救援で斉明天皇が朝倉遷都のとき宮殿(橘廣庭宮)を造営するため麻底良山の木を伐り払ったことに雷神が怒り、宮殿を破壊し鬼火が現れ大舎人や天皇の近侍は多数身罷り、さらに、斉明天皇が崩御され御社を遷し参らせたとあります。
その後、悠久の時を経て平成10年、神殿を銅板に拝殿を瓦へ葺き替えた際はご神体のお移しで山鳴りと不思議な音がしたそうです。
麻底良布神社の下宮へは原鶴温泉から車で8分ほど掛かりますが、うっそうとした林の中で参道の両側に子を背負ってお座りするユニークな狛犬が参拝者を歓迎してくれます。