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延命館のお知らせ・ブログ
”八幡宮の日岡古墳”
更新 : 2019/3/24 9:55
うきは市吉井町には若宮古墳群(3基)と屋形古墳群(4基)が在り、若宮八幡神社境内の東西側に日岡古墳及び月岡古墳が並んでいます。
どちらも若宮古墳群に属する古墳時代中期(1500年以上前)の前方後円墳で、日岡古墳は国史跡に指定(昭和3年2月7日)され、墳丘長78m、高さ4〜5m、1重の周溝が巡り、後円部にある横穴式石室の壁全体には赤・白・緑・青色を使い同心円や三角文などの幾何学的文様以外に武具・船・馬・獣・魚といった様々な文様が描かれ、場所によって色の使い分けがなされているようです。
ここは盗掘により荒らされ副葬品は殆ど残っていません。
また、石室の床面には天井石が崩落し上からのぞき込む形の見学は可能ですけど、通常は一般公開していないため吉井歴史民俗資料館へ問い合わせる必要があります。