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延命館のお知らせ・ブログ
”満開の平成桜”
更新 : 2019/4/3 13:21
一昨日は新元号発表の報道でマスメディアは大騒動し、一般市民も号外に殺到するやらオーバーヒート気味の有様には少々驚きました。ただ、桜満開の時季でもあり、人々の気分が高揚するのは当然かもしれません。
ところで、日本の桜は10種の原種(野生種)を基に100種類以上の自生種と200種類の栽培品種があるといわれます。その中でポピュラーな4種類は染井吉野・枝垂桜・八重桜・寒桜です。
また、桜を詠んだ句は松尾芭蕉の「さまざまのこと思い出す桜かな」、与那謝蕪村の「行く春や白き花見ゆ垣の隙」、小林一茶の「見かぎりし故郷の山の桜哉」、良寛の「散る桜残る桜も散る桜」、正岡子規の「観音の大悲の桜咲きにけり」などが有名です。
桜といえば昨年12月2日のブログテーマであった「天空の桜並木」といわれる夕月城址は、現在ライトアップされ夜桜見物には格好の場所であり、あと1週間ほどは大勢の人出で賑うことでしょう。ここは参道が緩い勾配で砂利道のため転倒しないよう注意する必要があります。
しかし、「詮さく物は目の前にあり」、原鶴温泉界隈の至る所に桜が植えられているから近場で花見気分が十分楽しめます。それに、延命館の桜もいま見頃で訪れるお客様に大変喜ばれています。