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延命館のお知らせ・ブログ
”屋次郎丸古墳”
更新 : 2019/7/2 14:14
法正寺古墳から東へ300m付近の市道沿いに全面を竹と雑木で覆われた屋次郎丸古墳が在ります。
この古墳は約1500年の前方後円墳で墳長55m、最大幅24m、前方部の高さ2.8m、後方部の直径18m、高さ3.5mと法正寺古墳の半分ほどの大きさです。
墳丘へ上る道が階段状に造られ後円部にはかなり古い石塔が幾つか祀られています。
ここは説明板もなく石室の構造など詳細は不明です。発掘調査は平成9年(1997年)に行われ、埴輪の配列と葺石の跡が見られるそうです。また、出土品は浮羽歴史民俗資料館に展示されています。
さらに、朝田・若宮・屋形各古墳群の発掘調査結果については、うきは市教育委員会による「うきは市文化財調査報告書」が刊行されています。