宿番号:314053
ホテルシーラックパル水戸のお知らせ・ブログ
水戸郷土かるた巡りの旅 (第20回)
更新 : 2020/8/14 1:04
今回の郷土かるた巡りは、水戸市渡里町にある遺跡(読み札「そ」に出てくる台渡里)を訪ねて来ました。
白鳳時代から平安時代にかけての遺跡で茨城県内で最も古い寺院跡の一つとされています。
長者山地区・観音堂地区・南方地区から構成された遺跡で、現在では構築物は何も残っていませんが、出土遺物など重要とされ2005年国の史跡に指定されました。
また一つ、水戸の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
当ホテルから車で約20分です。
※かるた読み札より
台渡里廃寺址(渡里町)
台渡里遺跡は、観音堂山区と長者山地区に大別され、前者からは九つ、後者からは二つの建築址が認められる。
廃寺祉には塔址が存在することから寺院址とわかり、出土した瓦に「徳輪寺」と箆書としたものや、木葉下の窯跡からも同じ文字瓦が発見されている。
郡司の努力を背景に奈良時代前期に創建されたが、平安時代に火災により焼失したまま再建されず、今日に至ったものと推測される。