宿番号:316577
下呂温泉 望川館(ぼうせんかん)のお知らせ・ブログ
天領酒造のお酒とは!!
更新 : 2012/4/7 10:12
皆様お早うございます!!
夜はまだ冷えますが、日中は過ごしやすい気候になってきました。
桜も開花はまだまだ・・・といった感じですが、暖かい春を心待ちにしているマヨマヨです。
さて、昨日私は平氏と共に下呂温泉の隣町、萩原(はぎわら)町の天領酒造さんにお邪魔しました。
創業は延宝八年、現在の建物は明治のものだそうです。
う〜ん、さすがに趣があります。
中に入らせて頂くと・・・あッ、お酒の香りです!!
スタッフの方が丁寧に説明して下さいました。
お酒に弱くめったに飲まない私・・・。
聞き慣れない言葉ばかりで、必死にメモを取ります!
天領酒造さんが使用する銘柄米は2種類あります。
飛騨特産「ひだほまれ」、それから「山田錦」です。
町内で自社精米されています。
精米したお米を洗って、蒸したあと乾燥させます。
蒸気をダクトで上にあげて、冷たい空気で乾燥させるんだそうです。
40度の部屋で麹菌をつけてタンクで発酵させます。
このタンクの容量は1万リットル、1回でおよそ6千リットル入れます。
時折ボコボコと発酵しています。
数時間おきに糖度などをチェックされています。
これが今年最後のお酒だそうです!
いきなりお邪魔させて頂いたのですが、グッドタイミングでした!
通常の蔵見学ではここまでは見せて頂けないのですが・・・
有難うございます!!
最後にお酒と粕を分けます。
アコーディオンのような150枚の袋が並んだ機械があり、
シリンダーで圧縮します。
それからお酒をフィルターでろ過して黄色→透明にします。
65度〜70度で火入れをすると原酒になります。
15度くらいにして井戸水で割り水をし、
タンク貯蔵と瓶貯蔵に分けるそうです。
吟醸酒などは瓶貯蔵なんですね。
お酒造りはとても手間が掛かるんですね!!!
お酒の事は全く分からない私ですが、勉強になりました!!
最後に、天領酒造さんの入口付近にある井戸水を撮影。
地下水を地下30メートルから汲み上げた100%天然水です。
軟水で日本酒造りには最適なんですね。
お世話になりました!!
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